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君がいるかな君と上手く話せるかな

(53)東京駅。もうこれだけ訪れたらホームステーションみたいなもんですから、颯爽と目的のプラットホームへ颯爽と。と思ってたけど、いちいち遠いから。いたずらに広くしたらいいてもんでもないから、それだけは言うといたげる。なかなかどうして平日の昼間もこの人の多さ。年中祭か。お祭好きか。ふんどし一丁か。東京メトロに乗る。目指すは、日比谷公園です。メトロ内も人の多さ、嫌になっちゃうわ。わたしの隣に立っている...

5・7・5

花折りてなお遠きかな秋の空...

SCOTLAND(世界のドア)

Page9私道から家へ続くアスファルトの階段、両端には手すりとして、黒く細い金属が規則的に何本か連なって埋め込まれている。紫の花、桃色の花、緑色の葉、そういう彩りが白くコンクリートの素材をそのまま活かした壁に栄える。えんじ色のドア?はその中心に構えている。ドア?を囲むようにしてその枠に黒く変色した木材、これも壁と同じく素材をそのまま活かされたような色合いで、互い違いに大きいのと小さいのが埋め込まれて...

hello

気の抜けたビールを/流し込んだのは午前3時/垂れ流しTVプログラム/砂嵐こまししゃくれ/そのうちだんだん眠たくなってきたので/俺は眠ることにして/明日のことは明日すればいい/しゃぼんの匂い残り/埃にまみれた書を読み/毛布を被る/目を閉じる/すぐに聞こえてくるこの般若心経を頭に刻み/あとはひたすらこう繰り返せばいい「ハロー、ケセラ、グッバイ」窓を開ける/夕暮が少し目にしみる/気がする/いらんもんいっさ...

斎藤さんに、ありったけのドレミを浴びせろ2

斎藤さんがとても気になりだしたのは、ちょうど2ヶ月前。中村くんと飲み会の帰り、完全に酔った中村君が「うまい棒を食べないと、水虫が増えてしまう」と言い出して聞かず、近所のコンビニに立ち寄った。うまい棒は9円でそれを色んな味をそれぞれ3本ほど、かごに入れてレジに向かう。レジには誰もおらず、あたりを見渡すとドリンク類の棚に商品を補充している店員がいる。私は声をかけてこちらに来てもらおうとした。しかし、こ...

ついでにちょっと君にまた電話したくなった2

(52)なんやかんやとしてたらチェックアウト時間ぎりぎりいっぱいのAM10:00になりそうでいて、これはこれはと焦りつつ部屋を出てエレベーターに飛び乗った。どんどん沈む小さな個室の中で、わすれものがあるような気がしたけれど気にするものか、そうだ餞別さなどと強気に、海底に沈みきる。まあ何も忘れてなんかないわけだけれどね。静かに、忍び足でフロントに向かい、鍵を返す。だって、敵がいたら蜂の巣、みたいなも...

ついでにちょっと君にまた電話したくなった

(51)3日目 コムサのポロシャツ、茶色のチノパン目覚めると泣いていた。という純愛小説の冒頭みたいに、泣いていて、というのは嘘ですけど、目覚めて風呂です。ヘルモンじゃないし、説明しようヘルモンとは、口から暴れ獅子舞を吐き出すポケットモンスターの事である。朝風呂浴びて、また疲れ、昨日の残りのお惣菜食べようと、小さい冷蔵庫を開けたわけです。残っているのは、黒蜜のおいなりさん、サラダ2種類、朝ごはんとし...

千鳥足

もう少し誰かと話を続けこんなに優しくなれたとしたらなれたら街を見下ろしに行こう我を忘れても咀嚼は止めぬ誰かは歌を生み出すとします誰かは歌を忘れるとします誰かは群れを離れるとします我を忘れても咀嚼は止めぬクラクションがバスの中で、歩道橋の上に立ってすべり台の向こう側で耳をふさげる我を忘れても咀嚼は止めぬ...

早く急がなきゃ飲み物を買いに行く3

(50)おいなりさん祭は終り、他、あと惰性ですね。好きなもの先に食べる派ではないのに、これおいなりさん先に食ってもて若干テンション下がり気味です。生春巻。(沖縄風味)と書いてあります。そうですか、沖縄風味ですか、三種類あります。さあどの辺がおきなわなのか、どの辺がトロピカルなのか、どこからどこまでが米軍基地なのか、どの辺がオレンジレンジのオリジナリティーなのか、どの宮里が藍なのか、横峰は沖縄ではな...

回転する鴎

指先が痛むのは正しさのせいだろ最果てに向かって踊っているせいだ平行線上位置は悪い(使いたいコード)口実持て余せば(誓いたいぎゅっと)わざとうそを重ねて隠す6弦切れて、とまったグルーヴ回しているんだ、言葉もなくなった平行線上位置は悪い(使いたいコード)口実持て余せば(誓いたいぎゅっと)わざとうそを重ねて隠す「滅す僕らもいないって、誰が言ってたんだ?」わざとうそを重ねて隠す...

5・7・5

かさぶたを撫でてみずいろワンピース...

早く急がなきゃ飲み物を買いに行く2

(49)さあさ、夜も更けてまいりましたし、それではそれではさあさ、いざデパ地下!と意気込んで、食べましょう。割箸を割る。まずでてきたのはおいなりさん、ふ、買ったおいなりさん三種類のうち、夜用として、わさび、鰻を選びました。わさび、を箸で掴む齧る、まず濃厚な狐の、その狐目が睨むこちらをじぃいいっ、と油がにゅにゅにゅとのど越し落ちていく。噛みますと、小さく刻まれたわさびの茎が顔を出します、わさびのピり...

2段飛ばし駆け上って屋上の風待った慕情の薫りかまっくろけっけの空顔見て忘れた言葉も揺れてたパートナー、調子はどうなんだ?欲望をとめるな、とめるな過去へ期待を抱けマンデーモーニング、朝から雨降りコーヒー点てコーヒー飲めない乾かすシャツの向こうへ「はいはいはい」ですますなよここに橙の空はありますか?スナフキンよ橙の空、スナフキンよ欲望をとめるな、とめるな過去へ期待を抱け...

スナイパー

そっとしておいてくれよ、スナイパー影踏み弾む息、貫いた(だんだん)街外れ、かすれる声さよなら、しないでくれよ、スナイパー影踏み弾む息、貫いた(だんだん)泣き出す人かき消すから青空のせいで気持ちはずれされど肌重ね真白の群れ春風吹く、最後の西へスナイパー彼や彼女今日の会話悔いた元に戻してくれよ、スナイパー(だんだん)ひとり取り残されていく青空のせいで気持ちはずれされど肌重ね真白の群れ春風吹く、最後の西...

はやく急がなきゃ飲み物を買いに行く1

(48)でそそくさと歩いてホテルにつく。フロントで、1056号室のものなんですが、できれば鍵を貸していただきたいと低姿勢で訴えると、にこやかにあっさりおかえりなさいませとかしてくれました。もし、であんた誰?とか高圧的な態度でこられるとあっさり吸いません間違えましたと引き下がるでしょうねわたしは。無事入れました。部屋に戻ってきました。ふう、と、危ない!ここでベットに沈み込むと眠ってしまって、朝になる...

DENMARK(世界のドア)

Page7コンクリートの上に薄く黄色を塗る壁、上に18の数字、くぼんだ空間にドアー。白い枠、白い模様、暑い国によく見られるような模様、古代から伝えられてきたような模様。壺のような形。花が咲いた植物の鉢が玄関先に置いてある。白い花の背景に黄色い壁。削られた石、その上に立ってみると、花の匂いがかすかにする。背伸びをすると、匂わないような微妙な位置にいる、少年が裸足になって駆けていく。何もかも忘れて駆け...

5・7・5

月光をすくつて熱し中華粥...

相変わらず季節に敏感にいたい3

(47)戦場から戻った兵士さながらの疲労感で、八重洲口地下を通って、ホテールに戻ーるコーヒーをかすめて、すると、アロマテラピーのお姉さんに声をかけられーる。「目が充血してますですねえ」「え、そうすか」お姉さん小奇麗ななり、そこセレブが通う敷居の高そうなマッサージスペース、リラックスアイテムが盛りだくさんですがお値段は庶民から遠い遠い存在。「疲れてませんか」「そういえば、つ、突付かれてます」「これど...

カレー記念日

けっして後悔なんかしていない持て余すうわの空、ただ交わす艶言葉持て余す艶言葉、まだ止まぬ群れの空そして鴎はその年の冬、二度と戻らぬ旅に出るのでしょう裸足のままで追う残像掠れたぬれた身体が枯れた『いってくれるじゃないの、兎さん』緑色の生き物、呼吸をやめて、と云うの、あえて緑色の生き物、真っ赤な舌で唇舐めて緑色の生き物、ペースト状の液体出した緑色の生き物がたっぷり入ったスープカレー裸足のままで追う残像...

相変わらず季節に敏感にいたい2

(46)えんえんと迷ってようやく、寺の鐘が鳴りそうなほど、閉店ぎりで決めた!まず買いましたのはおいなりさん、いなり寿司専門店があり、そこにありとあらゆる種類のおいなりさんが売ってあった。スタンダード、わさび、黒蜜、鰻、ちらし寿司、豆、もうおいなりさんの祭りだ!祭りだ!わっしょいわっしょい!おいなりさん好きのわたしとしてはここで食べないと、はじまらない、何も始まらない。だから、買いました。わさび、黒...

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なゆら06

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