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ハウトゥ締結

もう最悪やわ。だいたい俺はけっこう前から無理や言うとってん。やのに阿呆どもが、飲めや歌えや放てや殺せや、もうええって。ほんまもうええから。お前いいかげんにせえや、といいかけたもん。思わず言いかけたもん。しゃーないやろ。うわ、このペン書けへんやん。サインできんって。いや、嫌なんちゃうよ、正直もうどうでも好きにしたらええとおもっとるし、決して嫌なんちゃうけど、ペンのインク切れとるやん。もう、周り知らん...

昭和38年/上半期/直木賞

(佐藤得二作/女のいくさ/一行目は)―酒井清の父親金平は、明治五年という変化の激しかった年に、今は福島市に編入されている清水村の旧家に生まれた。―酒井☆金平は生まれた時から目立っていた。...

 誰がそんなことを言い出したのかわからないけど、私は猫と呼ばれている。 クラス中から、猫、あげくの果てに担任にまで、この問題は、じゃあ猫、と。 いつからなのか、考えてみても、曖昧で上手く思い出せない。うちで猫を飼っているわけでもないし、特別猫が好きだというわけでもない。猫と呼ばれるようになった猫と関わるようなエピソードも記憶に無い。 とか言って、あなたにぼやいていると、少し気が晴れる気がするし、私...

昭和26年/下半期/芥川賞

(堀田善衛作/広場の孤独/一行目は)―電文は二分おきぐらいに長短いりまじってどしどし流れ込んで来た。―剛史をそれをすくいとって、つゆにつけ、するすると啜った。...

余計なことは書かない

例えば「男が絵を描いている」のを描写する場合、僕はどうしても「大柄の男がにゅー千枚漬けの絵をにゅーゆっくりと描いてにゅーいにゅー」と書いてしまう。にゅー、は勢い余って自然に出てきた言葉でそれを書いてしまうのを止めることはできない。描いているにゅー、などまるで正気の沙汰ではないことは重々承知している。にゅー、が余計なものであることは重々承知している。しかし書いてしまう。自然に筆が動いてしまう。書いて...

昭和39年/上半期/芥川賞

(柴田翔作/されどわれらが日々―/一行目は)―私はその頃、アルバイトの帰りなど、よく古本屋に寄った。―&ターン。...

宿はなし/図鑑

ジムオルークが図鑑に深く関わっていますきゅるりきゅるり。アメリカンフォークに通じるエキゾチックじゃないかジャパンきゅるり。古臭いノスタルジーで、ミーとトゥギャザーしようぜきゅるり。この曲なんかジムオルーク好きそう。それに合わせて作ってしまったみたいな気がします。そういう人のために作る、という制限があると力を発揮するバンドきゅうるり。童謡演歌ジャンルにロックバンドが踏み込むと言うすごさね。あ、ソウル...

平成11年/下半期/芥川賞

(藤野千代作/夏の約束/一行目は)―八月になったらキャンプに行こうという約束を、松井マルオはすっかり忘れていた。―否応なく、玉ねぎと一緒にミキサーにかけた。...

ピアノガール/図鑑

「彼は悪魔に血を売ったんだ」思いついても詩にしようとはなかなか思いません。一歩間違えば野暮と見なされるし。それをいとも簡単に詩にしてみる、こんなところにも勢いがあるます。ピアノ一本弾き語り風、多少こもっている岸田さんの歌は、聞こえにくいけれど、だから耳をすまして聞いてしまう。なんとか全部、一つ残さずに聞き取ろうとしてしまうから、ずっと奥のほうに入ってくるのでしょう。意図的、ではないのでしょうが。「...

歌姫のそそのかされて

(鯉に恋して倉敷編2)ないくせにるんと胸を張る。倉敷は厚い雲に被われて、日光は届かないのかい?ここに紫外線は届きはしないのかい?日焼け止め塗るの忘れた、から影から影へと移動する。忍者のごとく素早い動きで。川の流れ、に沿って歩いていく。と人々の流れとシンクロする瞬間がある。それを望んでいるのだ川はきっと、鯉に縦横無尽に泳がれ川は。さてお昼、そばでも食うか、信州そばを。倉敷で。食いました。そば粉百パー...

さくらの唄/GOING STEADY

あほんだらあ、と叫ぶ峯田くんの声が底にあるもやもやを掻っ攫っていく。なんだっていいんだ。どうにでもなるんだ。忘れてしまえばいいんだ。そうだどうなんだ。色々あったけど、最終的にありがとう。とふと思いました。久し振りに聞いたら涙が出そうになるアルバムでした。そんなアルバムあんまりないよ。っていうか、最近こんなアルバム作ってるバンドいるのか?銀杏ボーイズの新しいシングルが売れているようです。ちょっとだけ...

彼は悪魔に血を売ったんだ

(鯉に恋焦がれ倉敷編1)岡山県倉敷市には美観地区と言うのがあって、なんだかよく分からないけれど、昔ながらの風景をそのまま未来に残すというようなコンセプトのアルバムに収録された一曲です。倉敷は若者が多い。女の子も男の子も、カップルで、集団で、どうしてでしょうか学生さんの割合が高いのです。そぞろ歩きで、倉敷を行く人々をちゃっかり撮ってきました。わたし怪しさ全開ですが、素敵な人々の一場面を記録させてくだ...

花火/アンテナ

韻を意識するということは、歌詞をメロディの一部にするための第一歩で、それに気付けるかどうかは、作詞家として暮らす遠藤さんは言いました。新しい領域に到達するかどうか、の目安になります。あえて韻を踏まない、というレベルにあるか、韻を意識するのは野暮さ、と閉じこもるのか。できればみんな意識して欲しい。それで、色々あったけど、やっぱり僕には会わないや、に至るのであればそれはいい。いったんは意識する時期を過...

んーんーんーん

(ほんのちょっち山口編11ラストで次からは鯉に恋焦がれ倉敷編がはーじまーるよー!)バスに乗って7時間かけて帰る。その過程は過酷であるけれどわたしはけっこう好きで、このまま永遠にバスが進み続けたらなあって思う。そうなったらそうなったでかなり困るのだろうけれど、そう思うんだから仕方がないじゃないか。そして、だからこそわたしはまた旅にでたいと思うのだ(近所限定)。さてコーヒーをたてよう。でも未来のことな...

昭和49年/下半期/芥川賞

(日野啓三作/あの夕陽/一行目は)―夕食を終って、私だけが妹の部屋を出た。―正確には私の腹だけがハミ出た。...

コーヒーは冷めてしまったよ

(ほんのちょっち山口編10)船に乗るとルンルンと揺れている波のうえに立っている気になる。そして、ありったけのバランス感覚でわたし、サーカス団のピエロでありくるくるまわるどんぐり独楽であり、飛び魚のアーチをくぐる前の女であった。さよならは言いません。二度と来ることはないでしょう。わたしの一部として永遠にあり続ける。わたしがクリーム色の骨となり、ゆっくりと分解されてミミズの餌となり、次第に地球の一部と...

5・7・5

くちびるの記憶妄想秋の空...

青い空/図鑑

プロモーションビデオの顔アップの岸田さんの何かが入ってきたふうな視線の先にはきっとスクール水着の女の子がいて、奇妙な踊りを踊っている。意味は分からんけれどプールで欲望余すことなくロック。くるりにはロックが足りん、という考えのもと産み出されたくるりで最もロックしたシングルで勢いすごい。NHKのポップジャムに新人注目アーティスト10組特集にこの曲で出演してました。3人で思いっきり唄ってました。岸田さん...

昭和29年/上半期/直木賞

(有馬頼義作/終身未決囚/一行目は)―私の一生は、終戦の年の十二月、身の廻り品を入れた風呂敷包み一つを持って、巣鴨拘置所の門をくぐった時に終った。―ネットを繋ぎ(縄)でググッた時にもうひとつの人生が幕を開けた。...

酔いどれマーチ

アテンダント、フライトアテンダントプリーズ、どなた様もプリーズ。と急発進急停車を繰り返した文章に酔う。ぐるぐる回る。酔っ払いがいちにん、酔っ払いがふたにん、酔っ払いがみにん、みにん集まり酔っ払いは踊る。踊る数が増していく。上昇する、空の上から見ると踊る人の輪になりその輪は見る見るうちに広がっていき、星を囲んでしまう輪っかとなる。輪っかはまだ踊り狂いて、「アデランスアデランス」と連呼する。疲れ果てて...

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なゆら06

Author:なゆら06
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