Entries

スポンサーサイト

ラルフローレン

ギターを弾くと、あなたが今座っている場所でいつも弾くんだけど、頭の中が空っぽになる。良く分からないけどそれは、いいことなんだと誰かが言ってた。頭を空っぽにする。できそうでなかなかできないんだ、だからその方法を心得ている君は素晴らしい。だからそうだ、さあ僕とセックスしましょう、と誘ってきたから、その辺に転がってた国語辞典でしばいてやったけど。彼、頭はいいから、嘘は言ってないと思う。殴られた国語辞典熱...

TOKYOMAN/KAN

今日びのヤングよ、本当の漢を知っているか?KANさんは「愛は勝つ」という大ヒット曲が目立ちすぎ、他が完全にかすんでしまっているんですが、飛んだメロディメーカーです。このアルバムに入っています「まゆみ」これは完成度の高い名曲です。というわたしもあんまり知らなかったんですが、ミュージックステーションで平井堅さんと矢井田さんだったかな、が好きな曲としてあげていたの、ちょっと聞いてみようかしらと買いまして...

ピアノ/原田郁子

クラムボンの原田郁子さんのソロアルバムは、共同プロデュースにポラリスのオオヤユウスケさん。クラムボンライブにゲスト出演したり仲の良いようですが、オオヤさんの書くメロディは癖があり、それが中毒性を帯びています。悪く言えば、どれも同じような。しかしこのアルバムに入っている曲は、原田さんと半々といったところ、上手なバランス、ちょうど良い、腹八分目。後を引くんですよね、これぐらいの方が長く聞ける。さて、疲...

坊ちゃん

坊ちゃんが帰ってきた!坊ちゃんが帰ってきた!坊ちゃんらしいマントを翻して高笑いそれでは諸君とヘリから垂れ下がった縄梯子につかまってちいさくなった降りる時とても苦労したすごいゆれるからもうやらないと駄々をこねた坊ちゃんならなんでもできますと清は言う心配するな清は事前に2億ほど積んでいたので誰も文句は言わないさ坊ちゃんが帰ってきた!坊ちゃんが帰ってきた!...

旅路二季節ガ燃エ落チル/eastern youth

濃いバンド続きます。わたしはまだあまり足を踏み入れてないのですがサンボマスターの前身、いや、失礼なこと言ってる?わたし失礼なこと言ってますか?でもどこか愛らしいサンボマスターとは違って、硬派という感じがします。女?そんな生き物知らねえぜぼけ。さあ叫ぶぞロドリゲスよ。日本語で歌うということ、日本語を最大限に遣うということ、日本語しか使えない不器用さは、耳障りなノイズしか鳴らせない不器用さは、貴重よ。...

昭和47年/下半期/芥川賞

(山本道子作/ベティさんの庭/一行目は)―黒塗りの駒下駄をはいたベティさんは、スーパーマーケットの山積みの商品の間を、ワゴンを押して歩いた。―ベティさんの駒下駄は歩くとピヨピヨ鳴る。...

SCHOOL GIRL DISTORTIONAL ADDICT/NUMBER GIRL

概念から覆す。わけでは決してないのですがナンバーガール。やはり大きな存在です。音楽にとって、日本音楽パンク、バンドというものを根こそぎ追い抜かしていった。まあ困った。困りました、投げかけていくものは数知れず、嗚呼ソウカ、俺まだわかっていないその存在の大きさ、なんも知らんまま生きていくことになったとしても何ひとつ変わらんこどだろう。絶対に媚びない。そういう芯が通っています。自分たちが信じるもののみ吐...

ミルクラブミルク

 牛乳を飲む虹は女子大生のような若々しさと妖艶さで僕をどきりとさせる。 コップを使ったりせずに、直接パックに口をつけて、のどの鳴りようといったら、思わず誰しもが牛乳を飲みたくなるだろう。腰に手を当てて胸を張り、斜めに顔を傾けて。 川原から帰ってきてまず最初に虹は牛乳を飲んだ。 実際のどがかなり渇いていて、もう10月だというのにこの暑さといったら。 「虹、一気に飲んだら胸が痛くなるよ」と僕は注意する。...

あのへそ

あのへそだれのへそ武田のへそあのへそだれのへそ武田信玄のへそあのへそだれのへそ武田信玄と同じクラスの西山のへそあのへそだれのへそ西山のかあちゃんのへそあのへそだれのへそかあちゃんは山へ芝刈りにいった後川へ洗濯にいきましたら桃が流れてきて中の赤ん坊のへそあのへそだれのへそ桃から生まれたので桃太郎と名づけましょうつまり西山桃太郎のへそあのへそだれのへそ西山桃太郎と同じクラスの武田のへそあのへそだれのへ...

頭にターバン

ターバンを巻いているのではなくてターバンが巻きついているのだからあの男は湯船に浸かってもターバンを外さないターバンを巻いているのではなくてターバンが巻きついているのだからあの男は店長にも会釈で済ます少し酔っ払った男がシャワーを浴びる赤い口紅を引いて私は毛布に包まって待つそのうちターバンは空気を読んで席を外すでしょうシャワーで濡れたままターバンは夜の繁華街を彷徨うのでしょう...

5・7・5・7・7

万国旗揺れて追いつき追い越せば名残惜しみつ昇る風船...

土手の風を縫うように

黄金色に見えたのは、沈みかけた太陽が、川とその周辺にある遠く向うまで染めていたから。どうしてかきらきら輝いて見えた。自転車で、ゆっくりと私は強い風を受けてよたよた。真っ直ぐ続く土手の上を進んだ。向うから、同じように自転車でおじいちゃんが近づいてくる。私は、だいたい毎日出会っている人だから、会釈して、やり過ごす。それから、やはりいつも出会っている犬とそれを引いているにいちゃんを追い抜かす。犬は私に気...

CYPRESS/ANA

CD屋でスーパーカーなきあとのグッドセンスミュージックは彼らだ。みたいな、コピーに踊って買いました。スーパーカー解散の衝撃に浸って漂う毎日のせいです。嘘です。別に衝撃でもありませんでした。ただ、ひとつ時代が終わったか、というぐらいで別段思うところもなくだって、スーパーカーあまり好きじゃないし、その時点で持ってるCDはジャンプアップだけでしたし、パッとせんバンドやなと思ってましたし。それほど知名度も...

昭和15年/上半期/直木賞

(堤千代作/小指/一行目は)―新中河の染ちやんが指を切った、そのうはさを聞いた時私は、すぐ、はア?疸だと思ひました。―胸騒ぎが群れをなして体を揺さぶる。...

相田以西理論

時計の針は音の速度でちくたくちくたく叫んでいた誰かと誰かと誰かは泣いてそれでも世界は回っていたがたがたがた突っ走る、乳母車のようにがたがたがた突っ走る、町並みに溶けた雨の降る夜に続くのだろうこの道の先にあるのだろうあれもこれもそれすら僕は知らずに歌を歌う馬鹿でした声を上げて空を呼ぶ、何も変わらなかった声を上げて空を呼ぶ、すぐに声はでなくなった抱きしめる強く忘れるために忘れるために、さようなら言えな...

SEXCITE!/BEAT CRUSADERS

ビークルはじめ。ジャパニーズガールでなんと!しもた!こんなバンドがいたなんて!今まで知らなかったなんて、いや、確か、インディーズバンド紹介されてた。ちゃんと歌詞が聞こえる歌を歌うバンドとして。きいとけばよかった。と、内心ビビリまくった。すぐさま買いました。あれあの曲入ってないなあ、エモって何?キーボードが泣かせます。泣きのメロディ。美しい。歌はものすごい真面目なのにそしてシモネタ大好きだから困っち...

ありがとうポパイです

 ポパイが家にいた。 ポパイは黒豆を煮ていて、私はそれを確実に目に捉えたけれど、瞬時に逃避してなかったものとして意識を押しとどめることに躍起になった。 ポパイは、ああ黒々とええ色にできよったで、とつぶやいて私のほうを見て、ほれ、とグツグツいう鍋の中を見てほしそうな表情、なので、仕方なく、覗き込んであらまあ、と感嘆の声を上げた。確かに黒々と光っていて美味しそうだった。 ところでポパイというのはどうい...

5・7・5・7・7

背伸びして太陽ひとつ在る青にうんと伸ばしたビニールの傘...

しろつめ

 二度からめて輪を作ったシロツメクサを引っ張って、すぐにはほどけないようにする。 それを何度か繰り返したら、全体が丸みを帯びてくるからその端と端をつないでできた輪を、虹のちいさな腕につけてやる。 うわあ、と甲高い声を立てて、そのいびつな輪をまじまじと見つめ、それから僕の目を見てうんうん頷いて、屈んでいる僕に力いっぱい抱きついてきて、その勢いに僕は思わず倒れてしまう。 虹はお構いなしに、抱きついてく...

笑顔だって涙だって流せるし

(恋に恋焦がれ倉敷編11)邪悪な少年である。撒いているのは人魚の生き肉、ついばみに来る邪悪な鯉のために、少年は決まってこの時間撒きに来る。ふんわりと投げて、すんと沈む前に鯉の腹の中へ。光反射してまぶしい。まぶしいけれどもそれはどうしようもなくて、わたしは邪悪な少年のオーラを出来るだけ浴びないようにビームシーベルを作り出し、それを防いでみる。ああ、目を見てはいけない、その目を見たら、その目を見たら、...

Appendix

プロフィール

なゆら06

Author:なゆら06
FC2ブログへようこそ!

月別アーカイブ

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。