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久美浜

僕の歌を聞いてくれいつも通り鼻歌で作ったこの歌を曖昧なところは許してくれそれが味さ、許してくれタリタラッタタラッタタララララオーイェ!内緒話はもう止めた...

昭和58年/下半期/芥川賞

(笠原淳作/杢二の世界/一行目は)―庭先に初夏の光が溢れている。―殺されたクリリンの分も溢れている。...

果てる唄を翳したならば壊れるだろう、あなたの声歌を持ってる?空間に瞬間を描いていたい瞬間をいたって謙虚に輝きましょう鳥になってもう朽ち果てるでしょう。回したくて交わしたっけ回した手解くなんてバカにすんなよ。...

「体にアンパンを乗せたのではなくアンパンから体が生えてきたのです2」

連呼に継ぐ連呼で地を揺るがした。オーディエンスは熱狂した。オーディエンスと言っても無生物ばかりだったが、砂は舞い踊り、リズムを取っているようだった。「勇気だけが僕の友達さ」その唄は時にブルースのようだった。ただ絶叫しているだけでない、低いトーンの女が歌うブルースのように小さく口ずさみ砂はワインを傾けた。「勇気だけが僕の友達さ」その唄は時に演歌のようでだった。こぶしを効かせて、妖艶に唄いあげた。かな...

昭和37年/下半期/直木賞

(杉本宛子作/弧愁の岸/一行目は)―盤上に落としていた視線をあげて、平田靭負はかたわらの障子を見やった。―影絵劇団による無数の鳩が飛び去る。...

雨女

レインコートの女の子雨粒打つ頬膨らましステップ踏んで水たまりを迷わず飛び越えるレインコートの女の子季節見失う街外れ足音残した妖精に裸足で会いに行く残響、振動、少女踊って半回転、残像レインコートの女の子16ビートで舞い上がりわき目も振らず夕暮の赤を駆け抜ける「あたしをちゃんと思い出して」唇拭って羽をもぎ歪んだ声で透明な歌を口ずさむ残響、振動、少女踊って半回転、残像ナイフ隠してる女の子ですか?...

サーフィン

鳥の声とっくにやみました取り残された浜辺でグッドバイブレーショングッドバイブレーショングッドバイブレーション炭酸水で潤して簡単ついでに狂おしい吐いたグッドバイブレーショングッドバイブレーショングッドバイブレーションインサイド・アウトサイド・ドルフィン逃すな逃すな逃すな逃すなグッドバイブレーショングッドバイブレーショングッドバイブレーション...

平成8年/上半期/直木賞

(乃南アサ作/凍える牙/一行目は)―その日は夕暮れ頃から、急に北寄りの風が強くなった。―南のぬりかべが耐え切れずしゃがんだのだ。...

「体にアンパンを乗せたのではなくアンパンから体が生えてきたのです」

アンパンが吊ってある。パン食い競争のそれに良く似ている、が決定的に違うことは単独であるということ。パン食い競争であれば、単独であるはずはない、競争しなければならないわけであるし、このあたりは一面砂漠であるし、ここで運動会を行うような稀有な団体はいない。アンパンが単独でひとつぶらさがっている。風もなく、ひくりともせずにただぶら下がっているだけである。ここにおいて時間の経過は曖昧なものであり、正確な時...

昭和51年/下半期/直木賞

(三好京三作/子育てごっこ/一行目は)―袖浜地区をかかえこんだS村一帯は、三陸海岸の段丘の中でもひときわ高く、昔は海岸線を走る汽車が難渋して登りかね、一度戻ってから惰性をつけた上で登り直したことが再々だという。―余裕を見せていたトーマスの顔色が曇る。...

こんな夢を見た080123

こんな夢を見た。ロシア開発の殺人兵器。その名もG兵器。形は犬ぐらい、蛇のような形で、蛇のような動きででかい頭がついている。どこか古典的なのだが実に怖い。ニュースで開発されたと聞いているうちにすぐそこの海を泳いでやってきている。なぜか自宅すぐそばに海がある。その大きな顔でとらえたものは、切り刻む、かもしくは溶かす。やっぱり古典的だ。海を泳いで逃げる人、目でとらえ、追いかけて切る、真っ二つ。陸にあがる...

アントニオ/ヨーグルト・プゥ

尖がった声がすっごい魅力なのに、今何処?くるりと同じ立命館大学のサークルからでたヨーグルト・プゥですがインディーズのこの頃から、なにしろ完成度がすごい。未完成さを含めた完成度。荒々しさがなくなったメジャーデビュー後はむしろ、まとまりすぎててあまり好きじゃない。京都、メガネ、ロック、ヨーグルトのキーワードを頼りに検索するならヨーグルトプゥ!初期くるりよりも都会的ですか、何をもって都会的というかは分か...

昭和61年/上半期/直木賞

(皆川博子作/恋紅/一行目は)―十月の川風が八ツ口から胸もとにしのびこむ―ふたりで暮らし始める。...

まぐろ(坂道)

 大きく曲がって、マグロは坂道をのぼっている。 大変辛そうな表情、額に汗が滲む。負けてたまるか、とマグロが睨む坂道の先にあるのは料亭。庶民を近づけない価格設定と立地場所で、季節の凝った料理を提供する料亭「たけし」。マグロがそこにたどり着かなければ、たけしの一番の売りである新鮮な刺身が提供できなくなる。だからこそ、マグロは歯を食いしばってのぼっていた。 壁のように厚い蝉時雨が前に立ちはだかる。マグロ...

平成12年度/下半期/芥川賞

(堀江敏幸作/熊の敷石/一行目は)―いつのまにか迷い込んだらしい陽の落ちる直前の薄暗い山のなかで、突然、人工芝みたいに固く、ところどころへんに骨張っていて、しかも同時にやわらかい不思議な下草が敷きつめられている道に出た。―寝た。...

トニー滝谷/市川準監督

これいい。これはいいよ、モノすっごい久し振りに映画見ました。DVD借りて。お薦めコーナーみたいなのにあったわけですが、いい!まず短いのがいい。70分ちょい。だからすっごい後味残る。時間は全く感じなかったですね。アングルがいい!真ん中へんで、宮沢りえさんが車を洗っているシーンがあって、足元のアングルになって、背伸びするんです、その背伸びから、引き込まれました。で、ゆっくり横に移動して、画面が暗くなっ...

平成3年度/下半期/直木賞

(高橋義夫作/狼奉行/一行目は)―くろずんだ杉の大木戸の両脇に、二人の木戸番が六尺棒を立てて身じろぎもしない。―お地蔵さんだった。...

DOMINO/ROUND TABLE

おしゃれな空気をばりばり醸してます。ある程度まで音楽をうまい具合につくるセンスはあったんだけど、気持ちのよい音楽に仕上げる技術はもっていたんだけど、もうひとつ波に乗り切れなかった。突き抜けるものがなかった。お前何様やねんといわないで下さい。その後ラウンドテーブルフューチャリングNINOという名義で活動して、今はどうなんだろ。スマッシュヒットでは厳しい世の中なんですね。このアルバムには入ってないです...

ゴー・トゥ・ヘルシー

 俺にまだ知らん地獄は有るのか知らん。 と、つぶやいて欠伸をかみ殺して餓鬼をひねりつぶしてストローを噛み潰しながら飲んだのはブルーベリーヨーグルト。 ブルーベリーのつぶつぶとヨーグルトのたるたるがのど越しうっとうしく、思わず握りつぶしたら、ねちゃねちゃと隙間からあふれ出るヨーグルトが左手から滴り落ちて、そのおこぼれを狙う餓鬼が遠慮がちに寄ってきた。面倒くさかったが俺はそれを払いのけまっすぐ上、天を...

昭和40年/下半期/直木賞

(新橋遊吉作/八百長/一行目は)―バックストレッチを第三コーナーに向い馬群は流れるように進んでいた。―らくだはあえてまだスタートしていない。...

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Author:なゆら06
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