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その10(マジックショー編)

「その10(マジックショー編)」その手つきは実に鮮やかであった。あまりにも華麗なそれは、時としてひらひらと舞う蝶々に見えた。マグロはトランプを切りながら観客のひとりをステージに上げ、カードを一枚選ばせた。観客が選んだカードはスペードのキングであった。マグロはそのカードを見ないようにデック(トランプの束)に戻し、再び丁寧に切り始めた。しゃしゃしゃしゃと会場に音が響いた。バックグランドミュージックは流...

昭和13年/上半期/芥川賞

(中山義秀作/厚物咲/一行目は)―瀬谷は七十の声を無視し最早世事一切を流れにまかした気持ちでいながら、やはり心意気とみに衰えはじめたことを感じないわけにはゆかない。―と、おじいちゃんはぶつぶつもぐらと対話している。...

5・7・5・7・7

しんしんと沈んでくるの粉雪が重くてとじた君の映る目...

5・7・5

二回転半で真夏に着地する木の葉のようにひらり口づけ...

昭和44年/上半期/芥川賞

(庄司薫作/赤頭巾ちゃん気をつけて/一行目は)―ぼくは時々、世界中の電話という電話は、みんな母親という女性たちのお膝の上なんかにのっているのじゃないかと思うことがある。―電話はおかあちゃんのためにあるんやないんやで、赤ちゃんのためにあるんや。...

5・7・5・7・7

はにかみてなほはにかみて君がかき上げる前髪さらに高くへ...

冒頭10

伸びをして、彼女はすぐに僕を見るに違いない。...

君は波乗り

君はサーファー足跡残して波打ち際さよなら告げた君はサーファー穏やかな海に浮かんで大きな波を待つ崩れていく砂のお城王子様は疲れた顔空を隠すかもめの群れこぞりて西の海に沈む君はサーファー風の強い日は終電まで海の中君はサーファーあれからどれぐらい時が経つ崩れた真っ白のお城王子様の面影もなく空を隠すかもめの群れサーファーお前を思い出せないや...

5・7・5・7・7

お隣のおばあちゃんの子守唄聞きながら春は通り過ぎます...

冒頭9

越えていく。...

土曜日の夫

焦るなよダーリン地図を開きガムを噛みまばたきして焦るなよダーリン信じろよ目印はそこにある中途半端な横分けハンサムダーリン日焼けサロンで一目ぼれさ焦るなよダーリン地平線も超えて届くのだろう焦るなよダーリン信じろよ目印はそこにある...

冒頭8

焦点を合わせる。...

昭和35年/上半期/芥川賞

(北杜夫作/夜と霧の隅で/一行目は)―たちこめた夜霧のせいばかりではなかった。―民家からもれてくるカレーの匂いに反応した正悟が「おかわり!」と叫んだのだ。...

冒頭7

空しか見えなかった。...

迷路ゲーム/チーム・ロック

ふわふわしてて、テクノか!これがテクノか!テクノポップの走りかくるりなりの。詩に「ピコピコ」という言葉が出てくるように、ピコピコ感満載。ミックスドバイ佐藤雅彦ちゅうことは、ポリンキーの人か!ポリンキーの人が迷路ゲームをピコピコにしたということかそうかそうか。春風のよもぎミックスでも登場してたぞポリンキー!それとも同姓同名の別人なのかポリンキー!カローラ2に乗っても作ってからきっとこちらもそうにちが...

平成16年/上半期/芥川賞

(モブ・ノリオ作/介護入門/一行目は)―青い絵の具の点々が、水を含み過ぎた絵筆の先からぽとぽと滴り落ち、白い画用紙の上で青と水の色の染みになって、みるみる拡がってゆく。―やがて意思を持って襲い掛かってくる。...

冒頭6

箒で掃いて捨てるだけ、そんなもんよ所詮。...

冒頭5

信号が変わったからって歩き出すと思うなよ。...

昭和54年/下半期/芥川賞

(森豊子作/モッキングバードのいる町/一行目は)―天井裏でエアコンディションが、低く唸りつづけていた。―と思ったが、天井裏にいる姉の長い放屁だった。...

愛なき世界/チーム・ロック

いかにもパワーポップなメロディ、きっちりとした正統派の。おそらくそれほど意味をこめなかったんじゃないかなとわたしは思ってます詩を乗せて、どことなく若さを感じます。くるりのアルバムはほんのりと同じタイプの曲構成になっていて、どのアルバムにもそれぞれの曲が役割分担していて、「地味だからアタシ掃除係やります」「わしは総括させてもらうよ」「暇なんで料理しますわ」「暇なんでテレビ見ますわ」みたいに。その家族...

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