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屋外/ヌード/撮影/シノヤマ/モデル

「警部、実物があの黒いハンドバッグの中にあります」「ふむ、どれどれ捜査のために見ることにしよう、ハンドバッグを取ってくれたまえ西村君」「かしこまりました、警部、どうぞ」「ああ、まったく捜査のためとはいえ卑猥なものを見たくないなあ」「まったくです警部、しかしこれも捜査のため」「そうさなあ、仕事熱心だからなあ俺」「お願いします警部」「では見るよ、それバッグ開いたよ」「はい」「取るよ、中から取るよ」「は...

空はまるで/MONKEY MAJIK

ものすごく心地よい音楽。はい。完璧な発音の英語で繰り出されるヒップポップときれいなメロディラインで全体的に流れるように、とても自然なものとして耳に入ってきます。それはグッドミュージック。どこをとっても、どこで切り刻んでもそこは金太郎、かならず金太郎。揺るぎない芯。モンキーマジック素晴らしい。いや、なんとなくよい曲だなとドラマやCMで流れるたびに感じていたんですが、改めて聞いてみますと強く感じました。...

舞姫11

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MUGEN/サニーデイ・サービス

太陽と雨のメロディ。サインオン。時計を止めて夜待てば。この美しい歌の数々。糸を紡ぐように丁寧に音を重ねて、歌を重ねて、作り上げたのでしょう。曽我部さんの歌詞世界のうちのきれいな部分を寄せ集めたアルバムでしょうか。いやあんまり聞き直してないんで正確ではありません。そんな印象だということで。まあ、サニーデーサービスはたいがいそうかも。スローライダーのコール&レスポンスはサイコーです。なんともいえぬあの...

伝書鳩がつぶやくのは、誰のメッセージなのだろう

「珈琲、なんと香り高いことか、この午後を私は楽しむ」と窓辺でつぶやく伝書鳩。窓を開けてやると、すいません、とつぶやいて入ってきた鳩は、不思議そうな顔をしていた。伝書鳩であり、足に手紙をつけているが、それを私は読んでいいのか、読んではいけないのか。思案していると鳩はつぶやきだしたのだ。はじめは幻聴かと思っていた。私は時々幻聴が聞こえる。たいていつぶやきみたいなもので、低く聞こえにくいものだった。それ...

お祭りわっしょい/NIKKI

お祭りわっしょい、わっしょい、わっしょい。楽しいですねえ。全然盛り上がってない合コンを必死に盛り上げようとする男子の話ですか.違いますか、まあどうでもいいですよね。このスピッツでいうところの花泥棒的な曲が、当たり前に存在するアルバム。この曲があってよかったNIKKI。わたしの嫌いなアルバムニッキ。この曲は元気です。アルバムにカンフル剤投入、くせ者。とたんに熱を帯びてくるオーディエンス。踊り狂い、夏は過...

壇一雄 1976年1月2日 その1(日本死人名辞典)

一雄が眠っていて、それをかつての愛人が見下ろしている。一雄は思いのほか小さく、ため息を吐く愛人、「こんなにも弱々しい人だったかしら」とつぶやく。「もっと凛々しくて、あたしが好きで好きでたまらなかったあの人が、こんなにちっぽけなおじいさんだなんて。あたし、何を追い求めてたんだろ」自問自答を繰り返すうち、瞳から一筋、涙が流れたことに気づく。「あたし、泣いてるの、どうしてだろう、何の愛情ももうないはずな...

伝説的海賊の頭骨、たらんたらんたらんたらんたん・たん・たん!

海賊王に俺はならなければならない。親父の遺言だ。この場合の親父は血のつながってない方のオヤジ、つまり俗に言うサブちゃんだけど、親父は俺にこう言った。オマエは海賊王になれ。俺はうなづいた、うん、なるよ、俺、海賊王になってみせるよ。親父はこぶしをきかせて泣いて喜んだっけ。そんな親父ももういない。ゾンビ化するウィルスに感染し、全身にイボができて噛み付いてきたから、金属バットで殴りとばしたのだ。いろいろあ...

「通りすがりのミジンコにもティッシュを配る」

プロフェッショナルという言葉は彼女のためにある。彼女が一番苦労した相手はミジンコだった。ミジンコは表通りを闊歩していた。やはり背丈は小さく、油断するとすぐに見失ってしまいそうになる。彼女は目の前を通り過ぎる生物には全員配らなければ気がすまなかった。しかしミジンコにティッシュを配るということがどういうことか想像はできるだろう。ティッシュの重さよりも、大きさよりも何百分の一小さな相手にそのティッシュを...

ハヴェルカ/ワルツを踊れ

なんだこの陽気さ。一緒に歌ってください。岸田さんとそのバックコーラスの愉快な皆さんと。するとどうでしょう、とたんにあなたも陽気なメンバーさ。よくよく聞いてみると物悲しいメロディ、歌詞、なにかこれは悲しすぎてよくわからなくなっちゃった女の子が自棄になって行きずりの男に身を任せるみたいな。その気分にさせる非常に巧みなコーラスが光ります。なんでもないように凝ったメロディラインを巧くひた隠しています。ウィ...

インコが語る、むかし昔あるところに梅

「むかし、むかーしのことじゃった」「子どものいないおじいさんとおばあさんが或る村に住んでいていた」「おじいさんは山にしばかりに、おばあさんは川に洗濯に」「おばあさんが洗濯をしていると川上から大きな桃がどんぶらこどんぶらこっこ」「おばあさん家に持ち帰った」「おじいさんは包丁で桃を切ると」「中から珠のような子が」「おじいさんは驚いて、こいつぁ、桃から生まれたから桃太郎じゃわい」「おばあさんも驚いて、そ...

ハム食べたい/ワルツを踊れ

かなりたまってますねえ?、もともと本ブログはくるり一曲ごとレビューブログだったんですよね。嘘ですよね。だんだんと書くことがなくなってきたもので、嘘ですよね。まとめてレビューかいときますよ、嘘ですよね。さて、ハム食べたい。こちらは太ももフェチの男の妄想日記=岸田氏の性癖の具体化。へなちょこの男子よ、細々と歌う感じで好感度。なんというかこのへそにくる。へそにずずんとつっこまれている、何か。痛いはずだけ...

種は宇宙を旅して

スペースシャトルに乗せられていた、無重力を体験し、養分を与えられ、何よりもその小さな窓辺から美しく青い星を眺めていた種は宇宙から無事帰還し、地上で発芽した。もう、注目もされなかった。地元新聞が一社だけ取材に来た。それほどのニュースの価値もないと判断されたのだ。種は通常の種と何ら変わることなく発芽した。面白みなど何一つなかった。やってきた新聞記者も物足りなそうな顔で写真を撮り、2、3質問をし、帰って...

舞姫10

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副社長・犬

アグレッシブに吠える。がんがんに耳をつんざきながら犬は副社長として君臨する。この会社はショベルカーでビルを破壊していく会社。もちろんダイナマイトなんかもお手の物。一歩間違えば危険な仕事。自信とプライドを持って仕事に取り組んでいます。と犬。言ったような気がする。聞こえたような気になる。犬、もう飽きて向こう見てる。社長の話の途中に、蝶々を追いかけて行く。しかしあくまでも副社長。お飾りじゃないのよ実権を...

日本人看護師に思い寄せた、日露戦争のロシア人捕虜の恋記す

「ワタシはなにものぞみません、ワタシはなにもかもすてるかくごがあります、だからアナタもワタシを愛してください。」「申し訳ありませんが、貴方を受け入れることはできません、貴方は敵国の人、いくら愛していようと」「かならずそのカベを乗りこえます、ワタシはアナタに出会うためにつかまったのだとさえおもいます」「私を困らせないで。どうすることもできないんだから、私だって。」「今日はとてもシアワセです、アナタの...

舞姫9

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テ・キ・サ・ス

テキサスが三角座りでちょんといる。部屋のまんなか、豆電球の下、カーテンがかかった窓、本棚に本はまばら。テキサスは腹を空かせている。ぐるぐると鳴る。まだ何も食っていねえ。朝起きてからではなく、3日前から、何も食べていない。3日前に食べたものと言えばハンバーガー、それにマックシェイクをぐびぐびと一気に飲んだ、ポテトをしゃむしゃむ食べた。ほんの一瞬でなくなった。それも2日ぶりの食べ物。腹の足しにもなりゃ...

流れる水 Running water(妖精辞典)

『流れている水―特にそれが南方へ流れている場合―は、聖なる性質を帯び、悪霊はこれを渡ることができない。』(抜粋)タンクトップの屈強な男「だから俺みたいな便利屋が橋を架けてるってわけ」...

帝王は泣くよ、これがロックンロールの夜明けじゃい

帝王はギターをかき鳴らす。鳴らせばダンシング、皆のものは踊り狂う。帝王が歌い出す、シャウトする、つばを飛ばす。皆のものは一瞬、踊りをやめてその歌に耳を澄ます、一心不乱に歌のすみからすみまでを取り込もうとする。体にしみ込ませて、それを体の一部として昇華しようとする。血となり肉となればしめたもの。帝王は両手を広げる。帝王の広い胸に飛び込めばいい。悲しんでいるものは皆帝王に抱かれて眠ればいい。朝になれば...

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なゆら06

Author:なゆら06
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