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Jean-Claude Marin : "J'ai une conviction"

我が輩は漫画である。名前はまだない。ジャパニーズ文化である。主人はフランス娘ナタリー、ちょっとお転婆だがそこが憎めないナタリー。彼女はたまたまこの家に転がり込んだ我が輩を見て、パパ、漫画があるわよ、なんて言って拾い上げぱらぱらめくってあはは。棚にしまわれた、それ以来ここに住んでいる。しかしナタリー、我が輩を見下した目をむける。漫画なんて幼稚なものあたし読まないわ、と考えているのか。それでも時々、物...

chai?SUNTORY OOLONG TEA CM SONG COLLECTIONS?

紅茶のCMの音源集。とってもキュート。上海ブギウギいいですねえ。「へいっ!」が可愛いのなんの。見せ方によってこんなにもよくなるんですね。中国語で歌謡曲なんて邪道じゃ!とプロレスラーなら激怒ですよ、それがうまいことマッチしてる。この良い意味での田舎っぽさが、乾いた現代に響きます。潤されて、ふんふんふんふん、鼻歌歌ってればいいや。原曲超えた感のモ多いですよ。ほっこりしたいときにはぜひぜひ、紅茶を飲みなが...

宇宙人だから

いや、年収3000万だし、それほど顔が悪い訳じゃない。むしろ俳優で言うとオダギリジョーぐらい。わたしはそれほど好きではないけど、一般的にはかっこいい人として認識されてるじゃない。かっこいいんだよ。通りを歩けば大概振り返る女。しかも優しいんだ。例えばダンベルで殴っても、てへ、と笑って許してくれる。ものすごいおとがするけれど気にしてないように笑って許してくれる。横断歩道を渡る老人にはどんなに急いでても...

殺気立つ首都

気を抜いたら終わりだ。と笑いながら話していた先生は今、内蔵がえぐり取られてすーはー言ってる。終わりだ。首都に来て、いいことなんてなにもなかった。首都に行けば何かもらえるさ、が合い言葉、ぼくは他人を蹴り落として、蹴り倒して、首都に来た。どれだけ犠牲者が出たと思っているんだ。それなのになんだ、ここは。奇声を上げて向かってくるアイツ、それに火炎瓶を投げつけるアイツ、どいつもこいつも狂ってやがる。ここにい...

リルレロ/魂のゆくえ

人を食ったような題の歌ですね。そして冒頭から人を食ってますね。メロディ展開、パターン、まさにアルバム用、どこかで聞いたことのありそうな歌です。言葉遊び容赦なし。いい傾向だと思います。言葉遊びで得るものはたくさんあります。詩人として成長してください。意外と苦悩の末生み出したっぽい歌詞です。ギャグのようなバックコーラスが印象的。あっちゅうまに終わります、がアクセントとして抜群の存在感で、メインを食いに...

ケルピー Kelpies(妖精辞典)

『スコットランドの水棲馬、川によく出没する。粗野な毛むくじゃらの男となって現れ、馬に乗るものの後ろに飛び乗り、その男をしっかり捕らえて抱きつき、死ぬほど怖い目にあわせる。人間を引き裂いてむさぼり食うのではないかと疑われていた。』(抜粋)信じてもらえないかもしれませんけどねこのタクシー運転手してると変なことがあるんですよ。去年の今頃もね、だいたいこの辺でね、やっぱりお客さんが乗ってきたんですよ。その...

薫風/YOGURT-pooh

京都発ヨーグルトプゥです。今は解散し、ボーカルの井野さんという方はサーフィンなんたらというバンドで活動はしてはります。伸びシロのあるバンドです、いつか前面に出てくるかもしれません。が、まずこのヨーグルトプゥを聞いてください。このくるりなみにひねくれた癖の或るメロディと、時折見せる素直なメロディ。攻撃的な声。胸にがつんがつんと飛び込んでくる音は痛々しいのだけれど、確かに届く。3ピースバンドであること...

ライ麦畑でつかまえて

「ライ麦じゃないとダメ、あたしはライ麦が好きなの」の号令のもと、ライ麦畑でつかまえないと捕まえたことにならない制度になった。非常に困る。何が困るかと言うと、捕まえるべきものは世の中に数の子ほどある。例えば食用にする動物だったり、逃亡中の脱獄囚だったり、浜辺で逃げる恋人だったりする。それらすべてがライ麦畑じゃなければつかまえたことにならなくなると、肉屋は「なんやなんや肉がとれんのかいな、まったく商売...

ひどすぎるよ、うそばっかり

嘘が必要な時もある、と父は言いました。「いいかよく覚えておけ、生きるために嘘をつく。たとえそれが誰がかを傷つけたとしてもだ。この世の中を生き抜くために嘘をつく。それのどこが悪いのか、むしろ誇るべきだ」父は昆布茶を飲みます。昆布茶はお取り寄せ高級品で、それも父の言う嘘によって得たものなのでしょうか私は少し混乱しながら私の分の湯のみを手に持ち、そのあまりの熱さに驚きそちらに神経がとられた。「世間では俺...

Home/Polaris

オオヤユウスケさんのユニット、バンド、心地よさ、わずかに揺れているリズム繰り返しのフレーズ。永遠に流れていて、わずかな変化をとげる。しばらく見ぬうちに声を上げそうになる。ここはもう、地上じゃない。水中か、空中か、そのどちらでもない場所か。判断に苦しむ、まだ生きている、それは確かだ、と確信すると、ヴォーカルが入り、あの声で、よくも悪くも抑揚のない歌を歌います。まあいいか。あんまり知らないことを偉そう...

女子が貪り食うポ・ル・ノ

食っている。どんどん胃の中に放り込む、林檎や湯豆腐やハンバーグステーキやししとうや脈絡なく放り込む。躊躇してたらこちらまで放り込まれそうだ。監督はすでにオーケーを出した。なのに止まらない。止まったら終わりみたいに思っているのかもしれない。止まったらそこで試合終了だよ、という言葉は頭にこだましているのかもしれない。そうでなければあんなにも貪り食うことはないと思う。女子は息もつかずに放り込む。すでに胃...

逃げたサル捕獲、餃子の王将で

猿がはじめに頼んだのは餃子、その次も餃子、さらに餃子、餃子と続いて餃子。5皿を平らげた猿はなるほど、とつぶやいた。とにかく噂の王将に行ってみたかった。リーズナブルで美味い、庶民の味方王将に行くことが夢であった。どんなにリーズナブルなのか、どんなに美味いのか、試してみたくて仕方がなかった。まだ猿で試したものはいなかったから、俺が一番になり、あとに続くものの道を切り開く、パイオニアの覚悟であった。担当...

舞姫12

在庫切れた。...

太陽のブルース/魂のゆくえ

なんてドラマチックな展開。ところでブルースって何だろう?ルーツ音楽の一種でしょうか?なんとなくで使ってしまいますが、ブルースの力というのはこういうことでしょうか。太陽の、というぐらいですから大地が見えます。てらされる大地があって、何人もの人間が倒れる様が見えます。いいえノイローゼではないです。大丈夫です。倒れるんですが、しばらくして立ち上がります。ほんの少し前よりもずっとたくましく。彼が、あるいは...

ピカソは破れ、犬は吠える

破れるとき、かすかに悲鳴が聞こえた。きゃあ、と女性の声の悲鳴が、辺りを見回したが誰が上げた悲鳴なのかわからなかった。驚いているものは誰もいなかった。絵が破れてその価値が限りなく0に近くなるということを嘆くものはいなかった。もともとそれで生活をしている訳でもなく、村の宝として、シンボルとして、昔からそこにあったもので、それが破れてしまうということは、たしかに悲しくはあるが、それでどうということもなか...

壇一雄 1976年1月2日 その3(日本死人名辞典)

朝、一雄は再び苦しくなる。この苦しさと言ったらなんだ、なんだ、もう言葉も浮かばない。だから歌うことにする。思い切り歌い上げればいい、そうすれば少し勇気が出るはずだ。そうさ忘れないでみんなの夢を、愛と勇気だけがトモダチさ?何度もそのフレーズだけをリフレイン。病室に愛や勇気があふれる。愛や勇気はしかし病魔に対して何もしない、黙りを決め込んでいる。一雄は腹が立ってくる。愛、勇気、オマエもか。がらがらどっ...

協会をなめている

なめになめている。もうべろんべろんしている。ねたねたと粘液でまみれている。協会は気持ちが悪いが、舐められているうち、それが当たり前のこととして受け入れられるようになってきた。逆にそれがカイカンに感じたりするのだから始末に負えない。そんな協会の気持ちを知っているのでさらにべろんべろん。そのせめぎ合いが面白い。さあ協会側からも舌を出してきたぞ。絡ませてれろれろやっている。みっともない、と年寄りは言う。...

three cheers for our side/Flipper's Guitar

何がすごいのか、わたしはよくわかりませんでしたよ。正直ね。名盤とかなんとかもう日本レベルじゃないとか、伝説のバンドの伝説のファーストアルバムとか、よくわからない程あがめたててあるからそんなもんかなという反発みたいなのもありましたよ。聞いてもそれほどわかりやすくないし、すごくポップで明るくて、鮮やかなんですが、それが何か、と思ってしまう。最初はね。聞き込むうちに、全く色あせないことにまず気づきます。...

くるり鶏びゅ?と

これは希有な鶏ビュート。だいたいね、だいたいですが、トリビュートてあんまり質はよくないんですよね。当然原曲の方がしっくりくるし、力が入っちゃって本来の力出し切ってないし、そういうトリビュート多いです。そんなに聞いたことはないですけどまあわたしが持ってるのは大体そうですよ。そこへきて、くるりトリビュート、ハードル上げてるねえ。しかし、助走をつけて、ずんずんずんとフィールド蹴って、勢いつけて、16組が...

壇一雄 1976年1月2日 その2(日本死人名辞典)

「あたしがわかるの?わかるというの?壇さん」「ああ、意識が戻った、この凄まじいほどの苦しみの中で、僕は自分を取り戻したよ、ほんとうの自分をね」「よかった。あんなんじゃかわいそうすぎるもの、最後ぐらい・・・あ、ごめんなさい」「いいよ、もうわかっている。時間の問題だ、それよりも、久しぶりに性交がしたいのだが」「そのまま死なれては困るからダメ」「そうか、そうだろうなあ、性交、したかったなあ」一雄は以前と...

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