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Rust,AUSTRIA(世界のドア)

Page3中央に小さなドアー、それを囲んでいる大きなドアーがある。中央の方のは、子供用ペット用で、大きなものは大人用、そんな風にも見える。それらのドアーの色は黒であり、模様がある。3という数字がちいさくドアー上側についている。模様は、ドアーの中心から広がっていく星型。そして、ドアーを囲む柱、ちょっとした屋根、壁は黄色、左右対称の模様、贅沢でどこか物々しい出窓がふたつ、それも左右対称、ドアーのすぐ上...

Hobart,Tasmania,AUSTRALIA(世界のドア)

Page6白地に薄いブルーの枠、濃い緑の観葉植物が植えてあるその先にあるドアー。緑に埋まっているドアーを掘り出して見つけた、隠れ家、そういう印象を受ける。ドアーのすぐ上、光を取り込む為の窓があり、ドアーのすぐした、木製の踏み台、古い気を使っているようで、年季が入っている。周りの綺麗な建物と対照的で、だからよけいに魅力的に思える。踏み台に、置いてある、というよりも、落ちている、という方が近いかもしれ...

Martina,Franca,Puglia,ITALY(世界のドア)

Page8垂れ下がっている無数の細く長い紐、柔らかなクリーム色のドア?を柔らかに包んでいるのれん。風が吹くとさらさらと揺れて、猫が通るとさらさら揺れて、その音はとても耳に優しい音だ。ドア?は二枚あり、内側のドアーは暖簾の向こう側、外側のドアーはのれんより外、外側のドア?は常に開かれているのか。外ドア?はのれんと同じクリーム色、ホワイト板チョコレートのような形。ヘンデルもグレーテルも、匂いにつられて、ふ...

WARUNORI

アイスホッケーの決勝戦は壮絶であった。その祝賀会も負けず劣らず壮絶であった。選手どもは氷上で胴着のまま暴れ回った。たしかに試合は終わったのであるから、試合会場がどうなっても支障はないのであるが、選手どもは氷をたたき割り、それをがりがりと食らっている。まるでガリガリ君である。さらに胴着のまま、くんずほつれず、抱き合っているのか絡み合っているのか、それは見るものを複雑な気持ちにさせた。クレームは世界中...

メルボルンや、お前の名前はメルボルンや

世に聞こえる僧侶がゾウにつけた名前はメルボルンメルボルンは僧侶を踏みながら俺はメルボルンなのかと問うそうだ、とつぶされながら僧侶は応えるなぜメルボルンなんだとさらに問うメルボルンに行ってみたいからメルボルンに行ってみたいから憧れの地メルボルンメルボルンが吠えるメルボルンにむけて...

011:青(なゆら)

追えば逃げ逃げれば追ってくる青の波を飛び越え春子は潜る...

010:かけら(なゆら)

なあ春子お前は恋をしているかけらけら笑うまでの沈黙...

009:菜(なゆら)

背で眠る春子が摘んだ菜の花はかばんの中でしおれる家路...

北緯26度24分 東経75度48分(365日空の旅)

(インド ラージャスターン地方の町ジャイプールで、サリーの布を干す風景)インドの空を飛んでいる。1月5日。緑色の大地を包み込んでいるオレンジの布。いくら包んでも包み足りないほどの大地。干されてよく乾いたその布を折り込んでサリーとするのであろう。女たちはそれをまとい、光る目で、社会を見る。布は恐ろしい力を持っている。社会性をかき消し、存在をかき消し、悪意や熱意など感情もかき消し、ただ従順な個のない女...

Twitterの面白さが分からない!?

これでもわからんのか、これでもか、とじいさんは妙な踊りを踊りながら迫ってくる。80年代にはやった踊りのことじゃろうが、と迫ってくる。手足をかくかくと動かしている。リズミカルで軽やかで見ているだけで楽しくなってくる。みんなやってる。楽しそうな表情で、また真剣な表情で、ダンス会場中がひとつになっている。そうかこれがツイッターか、と西田はつぶやく。...

008:南北(なゆら)

幾何学の模様東西南北に描いた蜘蛛を手に持つ春子...

007:決(なゆら)

この人に決めた、春子は立ち上がり星降る空のような目をする...

006:サイン(なゆら)

簿記2級の参考書の102ページに誰にも見せない春子のサイン...

50回転ズのビリビリ!!/ザ50回転ズ

なんだかよくわからない人たちです。海外での公演も成功させているそうで。ワールドワイドな活躍が期待。容姿や、名前、曲名、演奏スタイルはコミックバンドかと思うところですが、その音楽性は、メッセージ性の強い歌詞、メロディはストレートで、物足りないぐらい。ひねりが足りない。それは悪い意味ではなくて、あくまでも選択しなかっただけのレベルの高いものに思えます。これは懐の深さです。懐の深さを感じさせる間を、曲間...

22222

宏はミルクをコップにつぎ一気に飲み干した、ミルクは冷えていて、腹にすとんと収まる。部屋の中には宏以外にもうひとりの人間がいる。もうひとりは息をしていない、心臓も動いていない。宏が殺したのではない。仕方なかったのだ。彼女は宏に詰め寄り、あの女と別れなさい、と叫びながら頬を何度も打った。それでおさまるのならいくら打たれてもいいと宏は無表情にじっと彼女の目を見ていた。それが気に入らなかったのだろう、彼女...

刺身の上にタンポポを乗せる仕事

刺身につきものはタンポポ。それがなければ刺身とは言えない。高級料亭でだされる刺身にも当然ついているはずだ。高級料亭など行ける余地がないため、確認はできていないが、タンポポのない刺身があるわけがない。刺身とタンポポは一見難の関係もないように見えて、密接なつながりを持つ。ここで、タンポポを乗せることによる味覚的な変化について言及する。そうしないと、タカ派のみなさまから結局企業の差し金でしょ、などと心外...

わいせつ

おっす、オラ、わいせつ。露出の多いお姉さんの女の部分を優しくなでるのが仕事。お姉さんは嫌な顔をするけれど、時々駅員のところに連れて行かれるけれど、全然めげない楽天家。オラに会ったらぜひ女の部分を差し出してくれ。いいかい女の部分だ、おめえが例えば男でも関係ねえ、女の部分を差し出してくれ。誰でも持っている女の部分、その時だけは男の部分をいっこも見せずに。オラがどんな女の部分でもやさしくなでてやるからな...

北緯43度42分 東経07度23分(365日空の旅)

(モナコ モンテカルロ会議センターの屋上テラス)モナコの空を飛んでいる。1月4日。幾何学模様のタイルが全面に貼付けてあり、屋上テラスは奇妙な空間となる。歩いているふたりの男女、半袖の白いティーシャーツと七部丈パンツの女性と、紺のジャケットにチノパンをあわせた男性、ふたりは仲睦まじく赤いタイルから緑、青へ向かって歩いている。君たちはどこにむかっているのだ、そんなにも摘みあがった鮮やかなブロックをあせ...

005:乗(なゆら)

たんぽぽの綿毛を乗せた薫風は恐れを知らぬ春子を揺らす...

004:疑(なゆら)

疑いの瞳の兄と衝突す春子にサンタは見えるのだろう...

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なゆら06

Author:なゆら06
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