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史上最速で成長するネット企業

どんどん成長している。上に。高く高く、なんという高さだろうか、あっという間に見えなくなった。こんな早く成長するの見たことがない。筍みたい、雨の後の筍みたいにどんどん伸びていく。このペースで伸び続けていたら、いったいどこまでいくのか少々心配してしまう。伸びるということは、不安定になっていくということ。ちょっと風が吹いたら倒れてしまいそう。倒れてそのへんの町の建物を壊してしまいそう。なんのために成長す...

ガロン(ガロ?ンMIX)/図鑑/くるり

ガロ?ンMIXは、中村さん(元スーパーカー)がされたということで、なにやら意味深で、混沌としています。永遠に終わらないんじゃないかと思うほどの、速度で、延々音がなっています。この音はなんだろうか、廃墟と化した工場跡地に、蝶々を追いかけてて迷い込んでしまった少女がおろおろしている。そのうち、変な音が聞こえてきたじゃないか、少女、仮に名前をとまりとしておきましょう、とまりは怖くなってくる。あたしはただ蝶々...

070:白衣(なゆら)

あこがれる白衣の素敵なあの人に春子のばあちゃん感謝してたもん...

069:島(なゆら)

島々を見下ろす鳥になる春子俺も忘れてしまうのだろう...

068:怒(なゆら)

怒っても怒ってもなお春子ちゃん母だとしたうために愛する...

月が冷えて縮んでいた

「わたしはたしかに縮む瞬間を見たんだよ、たしかに」「ちょっと落ち着いてください」「これが落ち着いてられるか、縮んだんだよ、月が」「どこで見たんですかいったい」「どこって、月の近くだけど」「月の近くにどうやっていったんですか?」「そうか、そこから話さなければならないのか、わかった話そう」「お願いします」「わたしはその日、ふらっと吉野家に入った、なにか大きな陰謀としか考えられないぐらいふらっと入ってし...

子供たちがオオオニバスの上に

子どもの中の子どもしか乗れない。そんじょそこらの子どもは乗ると沈んでしまうのだ。乗るものを選ぶ、それがオオオニバス。乗ることのできる子どもは滅多にいない。前回オオオニバスに乗ったのは10年前、額に肉と書いてある少し太った子だった。彼はオオオニバスに乗り、手に持っていた牛丼を食べて、突然泣き出し、あやされていた。オオオニバスがなぜ彼を選んだのか、園理由はわからない。が、乗ったものにもたらされる意味は...

「非実在老人」と「非実在青年」の対話

「どうも非実在青年です」「どうも非実在老人です」「よろしくおねがいします」「こちらこそ」「大変ですね」「何がですか」「騒がれてるじゃないですか」「ああ、そうね」「いろいろ問題あるんでしょう?」「まあ、でも存在しないから大丈夫」「そうか」「君もいないんでしょ」「いませんよ」「普段は何をしてんのかな?」「普段はあんぱんをたべてますね」「好きなの?」「大好きです、あんぱんさえあれば死んでもいい」「でもい...

火野葦平 1960年1月24日 その3(日本死人名辞典)

名前をつけよう。このグッピーに名前をつけてやろう。グッピー、グッピー、なんと名をつけようか、俺たちふたりの子なんだから、かわいい名前をつけてやろう。で、女なのか、男なのかどっちだろう。重要だから、俺そういうの気にするタイプだから、それがわかってから考えたほうがいいじゃない。でもさ、小田はサプライズで海洋深層水の中にグッピー入れたんなら、それを受け止めてやるのが礼儀ってやつじゃない。うんそうだ、そう...

God's Number

証明をしているときに出てきたんだ。それはぼやっとしていて、実態の掴めない、霧みたいだった。わたしの耳元で、ぼそぼそとささやいた。わたしは最初何のことかわからずに、しかし、声が聞こえるので、気味が悪く、そんな声聞こえないものとして証明を続けた。しかし、そのぼそぼその内容が、今まさに解いている証明のことだとすぐに気付いた。わたしは耳をすまして、心を落ちつけて、その声を聞いた。我々が考えもしなかったこと...

火野葦平 1960年1月24日 その2(日本死人名辞典)

ある朝のことだった。葦平がいつものように目覚めて冷蔵庫に冷やしてある海洋深層水を飲むと、いつもとは違う味がした。何か塩辛い、葦平ははじめ、水が腐ってしまったのだと思った。しかし、よく見てみると海洋深層水のペットボトルにはグッピーが泳いでいた。なんだよこいつ、と葦平は思った。もちろん昨日までそれはいなかった。誰かがこの中にグッピーを入れたのだ。誰が。答えは分かっていた。小田しかいない。二人の生活は誰...

履歴書のウソの見抜き方教えます

「まず、和田アキ子の写真使ってる奴は要注意ね」「いるんですか?」「まあ、多くはないが確実にいるね」「大胆な奴ですね」「そうでもない、本人の可能性もあるしね」「ないでしょう、本人の可能性は」「いや、0じゃない、0じゃないということはその場合も考えなければならない」「0と言っていいんじゃないですかね」「もしも、を考えるのが我々の仕事だよ」「なんですか、その捜査員みたいな言い方」「まあ、でもウソをついて...

京阪電鉄発車メロディー

聴くものを幸せにする。噂は本当だった。わたしは聞いた、そして幸せになったんだ。本当に本当にありがとうとわたしは誰に伊うでもなく囁いた。独り言でもいいじゃないか、空にむかって。花が咲いていた。コンクリートを破って、小さな花だったが、はっきりした赤いいろの花だった。それを見つけたんだ。きっとわたしだけが知っている花。すぐに踏みつぶされてしまった。群れ、若者の群れ、なんかマクドナルドでも行くんだろう若者...

「ぼくのなつやすみ」幻の8月32日

プログラムのバグがおこり、本来存在しないはずの8月32日に進めるようになる。ある方法で、そのバグは発生する。その方法については絶対に教えてはいけないと口止めされているので、わたしは言わない。言ってしまえば、ある国は滅びるであろう。危険である。危険である。もしも知っているのなら、誰にも話してはいけない。墓まで持っていくべきだ。知っているものは園義務をともなう。国もその危険性については危惧を示す。情報...

ジュリア・ロバーツ、来日!

「ジュリアとロバーツがくるんだって!」「と、はいらんよ」「ジュリアとロバーツがくるんだって!」「と、をつけたら二人くるみたいでしょ」「ふたりくるんでしょうよ」「ジュリア・ロバーツはひとりだから」「いや、ジュリアとロバーツだから、ふたりでしょう」「ひとりなんだって」「そりゃ、彼女らはふたりでひとりみたいなものだけど、仲が良いから」「そういうことじゃなくて、生物学的にというか、同じ人なんだって」「クロ...

火野葦平 1960年1月24日 その1(日本死人名辞典)

葦平には秘書がいた。小田いう名のその秘書は非常に優秀な秘書であった。葦平の手足となって働いた。家庭を顧みずに葦平の仕事場で寝泊まりした。葦平は小田なしでは何もできなかった。何をするにも小田、小田、とその名を呼び、小田にやらせた。秘書としての仕事を逸脱している、と周りのものは誰も思っていた。しかし小田本人は不平や不満を全く言わなかった。それどころか、小田も、葦平の世話をやくことが自分の生きがいと感じ...

もしも魔法少女が実在したら!?

「世界は変わるだろうね」「変わりますか」「もちろん変わるよ、間違いない、わたしの25年間の教師経験から言って間違いない」「教師が魔法少女どうこう言ってたらイヤですけどねえ」「好きなものは好きなんだからいいじゃないか」「いいですよ」「まず魔法使えるんだから遅刻しないよね」「使える魔法にもよりますが」「遅刻しないでしょうよ、魔法使えるのに遅刻するってことはさぼりだ」「さぼりでしょうね」「魔法少女はさぼ...

Uターン・ラッシュ・アワー

なんという長い列だろう。まるで万里の長城がこの日本に運ばれてきたような長い列だ。それは動く気配もなく、その中に怒気を乗せて延々とつづいている。端などおそらくない。地球は球体だということだからきっと、輪となっているに違いない。どうしようもない、動けない、その輪から抜け出すことはできない。なんのための列かわからない。王様なんていうものはいないんだ。お前が大さまを欲しがるから話を合わせていただけだ。怪獣...

新種のサル、アマゾン川で発見

「それはまるで海女のようでした」「海にいるの?」「だから発見はアマゾン川ですって!」「じゃあなんで海女なのよ」「だからその動きとか、表情とか言葉使いが海女に似ていたんです」「海女に似てるってどういうこと?」「たとえば、その猿はアマゾン川に潜って魚やあわびやサザエなんかを採るんです」「アマゾンにあわびやさざえはいないんじゃないの?」「そうですね、あわびやさざえのようなものと言えますね」「いや無いでし...

あいのり復活!

そう伝説のプログラム。あいのりが復活するという方をうけ、ナマズは動き出した。水面下で様々な憶測が飛び交い、市場は混乱しはじめている。例えば、カブトムシは早めに孵化し、樹液も吸わずに続報を待つ。見せて見せてぇと囁いている。負けてはならない、とナマズは活発な動きを見せる。与えられた餌を貯めて、フランスコース料理を作る。それぐらいの技術はもっている何せナマズだ。それから電流をびりびりと流して、ラジオ体操...

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なゆら06

Author:なゆら06
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