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アパパネは最高にかわいい

かわいいのよ。どれぐらい可愛いかと言うとね、きのこぐらいかわいいわね。あたしにとってきのこはそれはそれはものすごい可愛さなんだから、それを考慮した上で聞いてほしいのだけれど。きのこが10としたら、アパパネは7ぐらいね。6につくしがはいってきて、5がふきね。4ぐらいになったらもう、けっこうたくさん入ってくるけれど、例えばキティーちゃんはここね。プチトマトもここだし、ヒコーキ雲なんてのも、捨てがたい。...

子供役者舞台で堂々

子供役者のおなーりー。でんでん。さあやってきました、子供役者の面々。それぞれに事情を抱えていることは、皆様も知っての通り。まず先頭にいる彼は、まだ指をくわえています。もう小学4年生になるのに。癖が抜けないんですね。そりゃあ、舞台に上がるストレスは相当なもの。って想像できるでしょう?だけどそうではありません。彼、指から栄養をとっているのです。指、彼の親指はカレー味、右手が甘口、左手中辛。大人な気分に...

お尻シスターズ

「お尻シスターズだい」「は?」「お尻の国からやってきた」「ええ」「お尻シスターズだい」「お客様、困ります」「なにが望みなの?」「ですから、お客様」「わかった、お尻ビームを喰らいたいのね?」「仕事中ですので」「お望み通り喰らわせてあげるわ、さあ、お尻の前にきて」「勘弁してもらえませんか」「お尻ビーム!」「はい」「ほら、お尻ビームよ」「ええ、お尻ビームですね」「もっと喜ばないと」「いや、そういわれまし...

鬼束さんの涙を、この両手でうけとりますわ

鬼束さんが受けた傷は深いんで、簡単に解決できるわけじゃない。鬼束さんも、鬼の末裔としてのプライドを捨ててしまってからずいぶん経つから、暴力に対して抵抗力がなくなってしまったのかもしれない。あたしは鬼束さんには鬼束さんらしく、暴力には暴力でもって制する昔の姿勢を見せてもらいたかった。やられっぱなしじゃ鬼束の名が廃るじゃない。鬼束さんの勇姿をあたしは知っている。目に焼き付けられたその姿は、鬼軍曹だった...

集中できない集中できない集中できない

眼の前をちらちらしているのは、ぶら下がったバナナ。一本。たった一本のバナナがぶら下がっている。わたしが動くたびにゆらゆら動く。わたしが前に出れば前に、うしろに引けばうしろに、バナナは揺れ動いている。決してバナナをつかむことはできない。わたしが手を伸ばしたその少し先にある。わたしはバナナが大好物である。申し遅れました、わたしゴリラです。手を伸ばすが届かない。ちょうど届かない。届きそうで、もうすこし、...

蛍光ペンを掲げて洞窟をいく

「洞窟の中は危険だらけだ」「そうでしょうね」「危険を避けるために掲げなさい、これを」「なんですかこれは」「蛍光ペンさ」「は?」「蛍光ペンさ」「なんで洞窟いくのに蛍光ペンがいるんですか?」「洞窟は暗いだろう?」「真っ暗です」「照らすものを持っていかなくちゃ」「蛍光ペンで照らすんですか?」「思う存分照らしなさい」「蛍光ペン、照りませんよ」「は?」「蛍光ペンは暗闇を照らすために使うものじゃありません」「...

八千代座でチャリティー

よいか、現在はチャリティーがなによりも大切だ。チャリティーはときとしてお金よりも大切だ。だからあなどってはいけない。決して侮ってはいけないよ。侮るものはチャリティーに足元をすくわれるだろう。チャリティーが足蹴りをしてきて、倒れてしまうのだ。チャリティーの脚力を侮ってはいけない。チャリティーは小学生の頃から今まで毎日10kの道のりを通っているのだから相当鍛えられている。間違いない。その鍛え抜かれた足...

ある老夫婦の場合

彼は老いていた。けれどもそれを見せないでいようと決めた。理由があった。恋敵が隣に住んでいた。彼は負けたくなかった。年は離れている。勝ち目は薄い。ゼロではない。そう信じたかった。信じ切っていた。自分が本気を出せばなんでもない。なんにでもなれる。ウルトラマンでも、仮面ライダーでも。彼はもも肉を食べた。筋肉を付けるためだ。隆々とした筋肉をつけたなら、老いは見えなくなるのではないかと考えた。たしかに少し年...

「上下入れ替え」「穴に埋める」

「穴に埋める」「はい?」「穴に埋めてしまおうよ」「なにをですか?」「原子力発電所」「ちょっと無理でしょうね」「大きな穴に埋める」「相当深くに埋めないといけません」「埋めたらいい」「費用的にも技術的にも難しいです」「でも埋めるしかないよね」「埋める以外にも選択肢はありますが」「例えば?」「上下入れ替えがあります」「というと?」「原子力発電所と地面を入れ替えます」「それはつまり埋めるということでは?」...

なぜ浜岡?

昼飯を食っている時だった。昼飯はうどん定食で、うどんとおいなりさんと茶碗蒸しがあって、800円の値段の割りにはすごく充実してるし、これは当たりだな、と内心ほくそ笑んでいた。浜岡はおいなりさんに箸を伸ばして、つかみ、かじりついた。うどんの汁を少し飲み、満足そうにため息を吐く。ぼくはいつ浜岡に例のはなしを切り出そうか、そのタイミングを見計らっていた。例のはなしというのは、ぼくが浜岡の元カノとつき合うこ...

シュワルツェネッガー前州知事が離婚へ3・2・1

「ステップを踏んでいるからもうすぐだ」「もうすぐですか?」「3・2・1って言ってるし」「じゃあ離婚するんですね」「するね」「シュワルツェネッガーなのに?」「シュワルツェネッガーだからこそ」「だからこそ」「肉体を持て余しているんだ」「あの肉体をですか」「そう胸板が厚すぎて、持て余しているんだ」「胸板」「止らないんだ」「なにがですか?」「胸板が止らないんだ」「どういう状況ですか」「胸板がふるふると動く...

降り続く雨で

降り続く雨はうっとうしい。まったくうっとうしいったらありゃせん。私は、夜、意味なく外にでて、歩き回るのが好きだ。カラっからに乾いたアスファルトの上をてくてく歩いていく。行き先も決めずに風の吹くままに、歩いていくとうしろから自動車に追い抜かれる。私のすぐ横を、けっこうなスピードで追い抜いていく自動車は、傲慢だ。傲慢さをまとっている。乗っとるときには全然気づかんけど、歩いていると傲慢さがよく見える。私...

田んぼに手りゅう弾があって、小学生は手に取る

「手りゅう弾をどうするつもりだったのだろうか?」「投げるんでしょう」「どこに」「もちろん、いじめっこさ」「いじめられていたのだろうか?」「いじめられていなくても、そういう気持ちになることはある」「たまたまその気持ちの時だったと?」「そうね」「でも投げなかった」「自分の中の天使と悪魔が戦っていたのね」「天使が勝った」「天使は弁士だったのよ」「天使は弁士、語呂が良いですね」「悪魔は宅間だし」「宅間?」...

たわむれる希少な虎の母子も

たわむれる希少な虎の母子も、また川の流れのひとつなり。すべては、同じ場所に向かって流れていく。その場所がどこなのか、それは流れ着いてからわかるだろう。ほれ、今も、このはなしをしているわしもオマエも流れているのだ。それに気づかないでいるものがほとんどであるが、確実にむかっておる。その場所はみたこともない場所、それは未来というものもおるし、希望じゃというものもおる。ようはそれぞれなんじゃ。それぞれがそ...

「スーちゃん」と「スーさん」の間にあるもの

やあスーちゃん、君がスーさんになるためには様々な課題を克服しなければならない。早くスーさんになりたいだろう?嵐の夜に、天に向かってそう叫んでいるのだろう?なれるさ、今から言うことをしっかりと聞いておいて、実行する、それだけでいい。難しいことじゃない、根気はいるかもしれないけれど、続けていればなんでもないことだ。いいかい。まず、スーさんになりたい、という叫び、これはやってはいけない。叫んでいる姿を見...

東京ガールズは北

北に向かえ、と言われたから向かっているけれど、北に一体何があるのか、説明してくれない。あたしは別になんでもいい、暇だし、これをこなしていけば栄光が待っているならなんの苦でもない。あたしには失うものがなにもない。なるようになる。水のように自由に低い方へ流れていくんだ、それも確かな意志を持って流れていく。地面にしみてしまう。ずっとずっと地下にしみていく、やがて到達するところがあたしの目指したところだと...

日産イエローキャブ

日産にするメリットはあるのですか、と問いただされている。結構な勢いで聞いてくるので答えられない。さっき説明したばかりだし、そんな高圧的な態度を取らなくてもいいじゃないかと思う。その剣幕だから答えたくなるなるんだ。宿題をやろうと思っているときに、「宿題やったの?」と聞かれる興ざめ感を誰だって経験しているだろう。どうして学ばないんだ。人類はどうして学ばないんだいマイク?誰やねんマイクって、そんなとこは...

ポール/婚約/マッカートニー

「ポールが婚約したって」「あのポールが?」「ああ、あのポールが婚約だ」「それはまた驚きだ」「だろう?」「もう何度も婚約してるんだろ?」「何度もしてるね」「うらやましいな」「でも俺はポールにはなりたくないね」「そうかい?ぼくはなりたいね、なれるもんなら」「ポールだぜ?」「ポール、なりたいじゃない」「鯉のぼりとかくくり付けられるぜ?」「そっちのポールは婚約せんよ」「でもポールが婚約ってニュースが」「そ...

肉食男子を育てる

肉食になるために、やるべきことはたくさんある。まずは朝早く目覚めることだ。太陽を浴びる。朝食をしっかりととる。排泄する。ジャージをきて、外に出る。もちろん、ジョギングだ。身体をつくる。たくましい肉体にはたくましい魂が宿る。これは本当だ。ジョギング途中で出会う女性がいる。犬の散歩にでている女性で、毎日あう。会釈して、微笑みかけてくれるので、とても好感を持っている。大好きです、と言いたいけれど、憧れは...

樹木希林、孫と

キリンさんが好きです、でもペペロンチーノの方がもっと好きです。って言われたの、孫に。これって最悪じゃない?まったく孫によ、あたしがこれまでにどれぐらいのお金と時間を彼のために使ったと思ってるの?数えきれぬ程よ。別に嫌々使ってたわけじゃないし、むしろ使いたいぐらいだったからいいんだけどね、その辺を考慮してもらわないと、こっちもやっとる意味ってモンが薄くなってくるわけで、例えばあの今孫が食べているキャ...

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なゆら06

Author:なゆら06
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