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ベッドルームで悩み苦しみ、もんもんとしている

あんぱんにすべきか、クリームパンにすべきか。あんぱんの甘ったるさを想像している。疲れにはあの甘ったるさはぴったりである。あたしは今疲れている。この疲れを解消するためにはあんぱんが適当なのではないかと思う。しかし、あたしはクリームパンが好きなの。クリームのすっきりとした甘さが好きなの。いつだって、クリームパンを食べて後悔したことはない。逆にあんぱんを食べて後悔したことはけっこうある。いま思い出してみ...

武骨な、一生懸命頑張ってきたんだろうなっていう手の大きな人が好き

「手がポイントですね」「手が?」「大きな手による指パッチンが聞きたいから」「指パッチン?」「爽快なんだろうなあ」「大きな手でしたらね」「死ぬまでに一度は聞きたいなあ」「ということで用意しました」「大きな手を?」「大きな手を用意しました」「すごーい!」「どうぞ」「これ?」「使ってみてください」「どう使うの?」「ここをこうしてこうする」「ほうほう」「すると、指パッチンができるわけです」「爽快!」「なん...

そうしてあなたはさってゆくのね

何もない海のまんなかに立っているみたい。あたしは一歩進もうとするけれど、足はいとも簡単に沈んでいく。今まで海に立っていたことなど忘れてしまったかのように。海に立てるわけがないからそれ自体、ただの幻想に過ぎないけれど。一瞬、海の上に、あたしは確かに立っていて、そこから陸を、呆れるほど遠くにある陸を見ていた。陸では多くの人がいて、なにをやっているのかわからない。遠くなんだから仕方ないよね。あたしはあき...

私は常に空想と現実の狭間で生きているわ

そういう世界が存在する。みんな知らないだけよ。私は知っているわ。その違いはとても大きい。だけど気づいていない。たしかに知らなければ何でもない。なに不自由なく人生を謳歌できるでしょう。それは時としてとても楽しいし嬉しいし、まるで世界は自分のものだと思えることもあるでしょう。それらはすべて幻想よ。幻想の中で生きることは悪いことじゃない。とても楽よ。なにしろ何もかも時分の思い通りになってしまうのだから。...

段階を踏んだ結婚をして若いギャルの子の見本になりたい

すなわちギャルンです。ギャルの見本、それがギャルン、あなたはギャルンの概念をご存知だろうか?知らないなら今すぐ、海に飛び込みなさい。恥を恥と思わない現代人になってはいけない。正直になりなさい。まだ知らない方が多い。現代人は恥ずべき人ばかりだ。ギャルンのことを教えてあげよう。遠慮することはない。これがわたしの仕事だ。...

春川は7月6日から

夏川になります。ええ、季節によって変わっていくんですよ。春夏秋冬、それぞれの名前でそれぞれの人生を謳歌してますよ。一番好きなの?そうですねえ、やっぱり秋川かなあ、食べ物がおいしいんですよ。運動もけっこうするしね。でも夏川も捨てがたいなあ、暑くて汗だくになるけれど、その分精力的に活動してるからね。ひと夏の思い出、なんて作ったり、作られたりで、忙しい。長い休みがあるからね。他の季節にはないほどの長い休...

男子棒高跳びは雨のため

「ウノで記録を決めます」「いやいや、あかんでしょ」「なんでですか?」「棒高跳び関係なくなってるやん」「しかし雨なので仕方ありませんよね」「延期でええやん」「一刻も早く優勝者を決めたい一刻も早く優勝者を決めたい」「末っ子か」「早く決めないとおばあちゃんが死んじゃうんだ」「事情が変わった、わかったウノで決めてしまおう」「で、ウノってなに?」「知らんの?」「知らんよ」「実に堂々としている」「ウノって美味...

手に豆ができてかちかちになるのを楽しみにして頑張りました

手に豆ができるっていわれたときから楽しみで楽しみで、いったいなに豆なんだろうって、手にできるぐらいだから空豆じゃないだろうなって、小さいあずきぐらいだろうなって、でももしかしたら空豆ができるのかもしれないなって。わたしはね、それを茹でて食べようと思ってるの。でも手にできてるから取れるのかなって、手ごと茹でなきゃいけないのかなって、熱いなあ熱いなあ。でも食べるためには茹でなきゃいけないだろうし、豆を...

刀折れ、矢尽きるまで

刀が折れてもなお、向ってくる。もう、勝ち目などまったくないのに。それを知っていても止らない。これがわしの生き様じゃい、と訴えるかのような目で、雄叫びをあげながら、向ってくる。そうこうしているうちに矢が尽きた。もう何もできない。しかしまだ向ってくる。もう、なにが目的なのかわからない。これ以上向ってきても何も得るものがないのに、十分わかっているはず。いいか、これが武士だ。武士道だ。日本人の心だ。悲しい...

エープリルフールとやゆする周囲の雑音も

「エイプリルフールじゃないよ」「じゃなんなんですか?」「嘘の日さ」「は?」「嘘をついてもいい日さ」「つまりエイプリフフールじゃないですか」「そうではない」「違うの?」「全然違う」「どう違うんですか?」「嘘の日の嘘は罪をともなう」「たちが悪いじゃないですか」「エイプリルフールは罪にならない」「すっきりしてていいですね」「嘘にすっきりもあるかこのたわけが!」「怒られた!」「嘘はもっと真剣勝負するんだ、...

毎日毎日ただお父さんである

求められるのは理想のお父さんで、私はその理想にむかってとにかくやみくもに走っていく歯車の一部だった。悲しみも喜びもなにもない。ここには感情などなにもないのだ。私はただ、求められるままに走るだけ、終わりなどなかった。ゴールはない、私がゴールだと思っていたところはゴールではなくて、ただの通過点に過ぎない。まだまだ先がある。向こうに走るべき道がある。仕方なく私はゆっくりと走り出すしかなかった。毎日毎日私...

書類送検したが、それでもナンパをやめなかったという

俺がナンパをやめない理由?そうだな、そこにナンパがあるから、かな。ちょっと気取り過ぎかい?俺ももうかれこれ20年ほどナンパを続けている。その道の第一人者と言われて賞賛を受けた。俺はちょっといい気になっていた。ナンパの成功率どうこうじゃない。ただ続けている、その事実だけが一人歩きしたわけさ。実際、俺に引っかかる女子はあまりいない。というかほとんどいない。というかいない。引っかかる女子はこの20年、ま...

次世代旅客機ボーイング787が羽田に

俺のことを787と言ってきたのでかちんとなる。俺にも名前があるんだ。両親に付けられた立派な名前があるんだ。俺を787と数字で呼ぶなんて侮辱以外のなんでもない。俺はタケシだ。タケシは飛び立つんだ。そして羽田に舞い降りるんだ。タケシはエコだ。従来の旅客機の2割程度、燃料費がやすくなった。軽くなったのだ。特殊な皮膚を持っている。強度は増している。ミサイルで狙われても大丈夫、跳ね返すことができる。実際にや...

日々の舞台に全身全霊で

「舞台は神様に捧げるものです」「神様に?」「本来はそういうものなのです」「はあ」「ですから、誰かが見ていようと見ていなかろうと関係ありません」「そういうことですか」「関係ありません」「しかし実際はたくさんの人が見ています」「神様のために全身全霊でやりますよ」「それならいいのですが」「具体的にはレザースーツは脱ぎます」「そら当然じゃないですか」「全身ぴっちりで動きにくいからです」「そういう問題じゃな...

面喰い検索

引っかかったのはマグロだ。マグロが切られているところだ。赤みが光っている。醤油と飯をもってこい。もってこいよいいからさ。それを見て飯を食うんだ。可能さ。想像力は偉大だぜ。...

山本モナのイメージは肥大して暴走していきました

イメージが肥大して、溢れかえった。こぼれ落ちるイメージ、その欠片は地面にしみ込んでいく。いつか蒸発して空高く登っていくためにいったん地面に潜むべき。言われたことを忠実に守っている。誰に言われたのかって。それはね、和田アキ子さんさ、芸能界のドンとして、君臨しつづけているアキ子さんさ。守らないと逆に危険だ。非常に危険だ。登る前にアキ子さんにヘッドロックをかまされてしまう。締め付けがきついので、意識が飛...

でも、ステージを降りたときだって踊るのは好きよ

「ステージの上だけがすべてじゃない」「わかってるよ、マリー」「わかってない、支配人は何もわかっていない」「いいかいマリー、私にはこの劇場を経営しなければならないという使命がある」「そうね」「君だって、他のダンサーだって、給料をもらっているだろう?」「もらっているわ」「君らに給料を払うためには劇場に客を呼ばねばならない」「お客様は大切よ」「呼ぶには様々な方法がある」「そのとおりだわ」「わたしは君のダ...

サウンドやビートもハードだし。でも、メロディは美しく、喜びに満ちているわ

そのメロディを聴いたとき、あたしは何とも言えない幸福感を感じた。それは空腹時に肉まんを食べたような、またはあんまんを食べたような。メロディからほとばしる光があたしを包み込んで逃がさないの。いくら遠くへ逃げてもあとからあとからついてくる。メロディは疲れ知らずよ。あたしが疲れ果てて眠ってしまったら、メロディはすぐ隣で眠る。別に何もしない。ただ包み込むだけで、なにもしない。あたしが自ら動かないかぎりメロ...

白色のレインコートを着て、降り注ぐ雨の中

歩いていた。ある場所に向っていた。雨は強くなっている。当分の間止みそうにない。目的地はまだ遠い。疲れはあまりない。むしろ爽快だ。もっと歩きたい。身体に鞭を打って。さあ、白色のレインコートを脱いだ。レインコートは捨てた。水たまりに落ちた。少し音が鳴った。泥水にまみれた。白色が汚れていく。降り注ぐ雨はやはり強い。かまわずに歩いていく。服もすぐに濡れてしまう。かまわない。髪から雨がしたたる。歩く速度を上...

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なゆら06

Author:なゆら06
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