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浜崎が女王でなくなったこと

ぼくは浜崎が女王であってほしい。浜崎が女王でないなんて、太陽が西から昇ってくるようなものだ。笑止。浜崎はこれまですごくがんばった。ぼくはそれを知っている。誰だって知っているだろう。浜崎は色々な問題を抱えて、しかし不平や不満を言うことなく、それを見せることなく走りつづけてきた。女王として胸を張ってやってきた。そのプライドは気高く、本当の姿などもう誰にも見せない。浜崎の真の姿はもうどこにもない。女王と...

巨大ブラックホールの位置

「意外なところにあったのよ」「意外なところって」「ある日、あたしはMr.ドーナツに入りました」「つる子さんはMr.ドーナツがかなり好きですからね」「あたしは新作をチェックする使命が課せられています」「言ってるだけでしょ」「その日もちゃんとチェックしました」「新作はどうでした?」「本筋に関係ないから新作のことは触れません」「あえて乗ったっていうのに」「そこにブラックホールがあったのです」「急に発見したんで...

おとなのさば味噌

いらっしゃい、そのいすにかけて、さあ、えんりょなさらずに、ええ、音声ガイダンスを開始します。まず幼少期の思い出を掘り返します。あまり質問しないで、この音声ガイダンスは混乱すると被験者に対し鋭い角を突き刺す行動にでます。ご注意ください。思い出を語ってください。フリーで語ってください。ただ思い出す順で構いません。ただし、あまりに意味のないことの繰り返しだったり、支離滅裂な場合は突き刺します。気をつけて...

8分間の拍手

「8分間続いたんだ」「拍手が?」「そう、途切れることなく8分間」「それは壮観ですね」「スタンディングオーベーションだしね」「盛り上がったでしょうね」「まあ、盛り上がったよね、服を脱ぎだす人もいたりしてね」「服を」「テンションが上がったんだろうね」「で、なにがあったんでしょうか?」「あれ、知らない?」「まったくしりません」「そうなんだ、あれよあれ、猫がね」「猫」「木の上に登って降りれなくなってね」「...

平日を休日にするってことは本当に素敵なことだ

仕事を休んで眠っている。真っ昼間から眠っている。風が吹いてくる。なんという気持ちのよさだろう。真夏だったらこんなことあり得ないと思っていた。秋は案外すぐにやってきた。この心地よさに慣れてしまわないようにしようと思う。この心地よさに慣れてしまったら、わたしはもう立ち上がれなくなってしまうだろう。眠って過ごす日々だ。みんな心配するだろうか。多少心配するだろう。発破もかけてくるだろう。そんなことではいけ...

4800枚に注ぐ太陽の

「ソーラーパワーを使うべき」「そら使うべきです」「何に使いましょう?」「そら、有効に使わないといけないよ」「だからなにに使いましょうか?」「豆電球をたくさん点けよう」「何の意味があるんですか?」「明るくなる」「明るくしたってしょうがないでしょう」「そんなことはない」「明るくしていったいどうするんですか」「とにかく照らす」「なにをですか?」「悪党を照らそう」「悪党?」「屋敷に忍び込んできた悪党を照ら...

ソファに寝そべる猫である、我輩は。

かなしみを抱えている。予想以上にかかえている、我輩はインテリである。相当のインテリである。まず間違いない。もっと我輩を敬うべきだと思う。敬っておいて損はないと思う。我輩は将来を約束されている。主人に将来を約束されている。仮に主人が倒れてしまい、そのまま帰らぬ人となった場合でも、奥方が我輩の世話をしてくれるようになっている。主人はそのことを奥方に熱心に頼んでいた。奥方はせんべいをかじりながらではあっ...

洞窟ってちゃんと潜ったことがないので

洞窟のこと何にも知りません。ホントに何にも知らないんです。無知です。全く無知の知です。あたしは自分が知らないということを知っています、それだけそんじょそこらの主婦より上ってことです。たしかに料理は下手かもしれない。人並み以上に下手かもしれない。醤油とソースの違いはわからないかもしれない。それがなんだというのです。あたしは胸を張ります。ああそうさ、あたしは料理が下手さ。ソースを肉じゃがに入れるさ。酸...

驚愕人事

総理大臣にらくだくんが選ばれた。別に驚きはなかった。なぜなららくだくんの知能、身体能力、社交性、外交力、などもうほかに総理大臣になるべきどんな動物がいるというのだ。猫は怠け者だし、本質的に敵と味方を作りやすい。犬はアメリカに尻尾を振るだけの存在だ。蛇はなかなか素質はあると思うが、もうすぐ冬である。冬眠してしまうのではないかという懸念がつきまとう。もちろん本人は冬眠することなく総理大臣として働きます...

彼氏追跡

ついていくことにためらいはない。うしろめたさもない。だってあたしは全く悪くない。彼氏のせいだ。すべて彼氏が悪いわけなんだ。思い込んでいる。あたしはそう思い込んでいる。いや、思い込んでいると言うとなにかあたしが間違っているような印象を与えてしまいそうなので、そうではないと言う。思い込んでいるわけではなくて、事実そうなのだ。いろんな人から聞いた情報をまとめると、もう事実だと言わざるを得ない。つまりあた...

なでしこたたえる

これはねえ、歴史的なことだよ。わかってる?この意味がわかってるの?じゃあどうしてそんなに冷静でいられるわけ?おかしいじゃない。本当ならぼくなんて服を脱ぎ捨てて道頓堀に飛び込まないときがすまないんだよ。実際にはしないよ。だってここには道頓堀がないからね。ここは東京だからね。ぼくの思いとしてはもう道頓堀、なにをおいてもまず道頓堀なんだけど、ぶつりてきにどうしょうもないんで、それはいいけれど。え、道頓堀...

蛇逃がした男

蛇は自らの意志で噛み付いた。男はそれを期待していたが、蛇はその通り噛み付いてくれた。これが絆さ、と男は得意げだった。蛇はなおも噛み付いたまま、猛毒をその鋭い牙からしたたらせている。血液のなかに流れ込んでしまえばただではいられないほどの猛毒だ。蛇は本能から猛毒をしたたらせている。恨みはないが、これが俺のやり方なのさ、と蛇はつぶやく。俺は男に対して何らかの義理があるわけではない。たしかに俺にエサをくれ...

ベッピンさんとやりたい放題

「さあやるぞお!」「なにをですか?」「なにを、ってベッピンさんとやるんだからひとつしかないだろう?」「それはとてもいやらしいことでしょうか?」「ある意味いやらしい」「いやん」「いやん、って君、しないの?」「ぼく?ぼくもしていいんですか?」「やりたくないの?」「そりゃあできるんだったらいくらでもしたいですけど」「じゃあやればいいよ」「そうですかあ」「じゃ、これもって」「なんすか、このぶどうパン」「な...

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なゆら06

Author:なゆら06
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