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おとなの針とこどもの針が、こんにちは、おとといきやがれ

時間はアメーバみたいに広がっていく。薄っぺらく引き延ばされて時間が時間じゃなくなっている。アメーバは思った、めしが食いたい。思い切りめしを食ってうんこをしたい。アメーバのうんこだからって舐めてもらっては困る。固形物だ。ぶよぶよではなく、固い。むしろかちんこちんだ。固すぎて尻を痛めた。アメーバ専用の肛門科へむかっている。塗り薬をもらった、誰かに塗ってもらおうと思う。自分で塗ることはできないよ。全然無...

ミルキーは実際、何の味かはっきりしとんやろ?

ミルキーを舐っていると、頭の中に母がにゅーっと出てきて脳幹を舐めている。あはんあはんとこそばゆさを訴えるけれど母がやめる気配ないし、それでもこのまま続けられたら廃人と見なされてしまうんで、おんどれしばくぞこら、と凄んでみたらすぐにやめた。ちょっとこっちきて、そこ座って、ええか、あたしかて、怒りたないねんで、でも誰も怒らんかったら困るんわお母ちゃんやろ、だから厳しいようやけど言わせてもらうわけ。脳幹...

さようなら、アメリカとそのうしろにいる母上よ

アメリカは少々調子に乗りすぎた。それを本人も知っている。だから因果応報だ、なんて思っている。思っているけれども口ではそんなことを言うわけがない。思い切り否定し、自らの不遇を嘆いてみせるのだ。アメリカのよくやる手法だ。そうやって世間の同情を得る。世間から責めてくるのがアメリカだ。世間はいとも簡単にアメリカのやり方にだまされてしまうのだ。かわいそうなアメリカ、いいわあたしが全部面倒見てあげる、と母上様...

死者の祈りの最中に雌豚が棺を倒した

雌豚が棺を倒したから、死者がでてきた。こんにちは、ってでてきた。まるで生きてるようなきれいな顔してるだろ、死んでるんだぜ。死者は笑っている。何が可笑しいのか、と問いただしても言わない。死者に口は聞けないから。雌豚はいい気なものだ。棺を倒し、そのまま行ってしまった、どこにいくんだろうか、別にどこでもいいけど。祈りをしている連中はその間も祈りに夢中、死者がどうなっているのかなんてまるで関係ないし、祈り...

ああ司祭様、あっしは知っています

全部知っています。だから話します。話したくてたまりません。話してしまえば断罪されるかもしれない。けれども話してしまいます。なぜなら話したいのだから。もう我慢できません。我慢の限界です。言葉が口から溢れてきます。言葉そのものになってしまいそうです。すでに言葉です。言葉はころころと転がりながらあっしの口から溢れ出てきます。あっしは言葉です。こんにちは、言葉です。言葉の国からやってきました、まだまだ若僧...

麻をみたらそのなかに糞をたれろ

動物の本能だ。柔らかいものの中に糞をする、糞は麻にふんわりとコーティングされてその存在感をすこし消す。別の誰かがやってきて糞をするときににゅっと顔を出し、ああここは誰かの糞がすでにたれてあるんだな、と思い直して尻をしまう。すでに麻と一体になってしまった糞はふたたび寝息を立てて眠るのだろう。その後、ふたりがどうなるかって?それは見てのお楽しみというやつだ。観察していると、糞は徐々に乾いてしまい、カピ...

料理女はかーっと腹をたて、墓からとびだして

料理女が腹をたてるのは、作った料理を残される時だけ。それ以外で腹を立てるような料理女は、料理女の姿をした豚だ。だからその料理女が腹をたてたのも、やっぱり作った料理を残されたからだ。料理女は自信を持っていた。作ったのはオムライスだ。たしかに奥が深い料理ではある、シンプルに見えて極めるには長い年月が必要だ。地道に修行し、経験を重ね、完成させたオムライスだった。オムライスオムライスオムライス、と唱えなが...

愉快ないたずら

壁に描いたのだ。緑色の象だ、大きく、太く、濃い緑色をしていて、鼻を掲げている。象は自分をさらに大きく見せようとしているようだ。描いたのはぼくなのに、ぼくよりも大きく、偉そうにしているのはどういうわけなのか。別にかまわないけれど、描いてしまえば、ぼくの手から離れれば、それはすでにひとつの生命として自由に走り回ればいい。いい。いいけれど、描いたのはぼくだぜ。それを少しぐらい考慮してくれてもいいじゃない...

釜揚げひじきをひとつまみ、みそ汁はできあがり

仕上げに釜揚げひじきをひとつまみ、熱はほんの少し通すだけで良し。磯の香りが漂ってきたらできあがり。ちょうど炊きあがったご飯を盛り、同じく焼きたての卵焼きと食卓に並べば、なんて豪華な朝食でしょう。思わずよだれがたらたらと、垂れてきちゃうわ、困っちゃう。だけど大丈夫、あなたもよだれはたらたらで、今にも崩れそうな笑顔をしているから、さあ召し上がれ召し上がれ、迷い箸はお行儀よくない、なんてことは言ってられ...

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なゆら06

Author:なゆら06
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