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めがねぇ!めがねぇ!めがねぇ!

めがねが印象的、とっても似合っているものだから嬉しくなっちゃう、それだけで価値がある。それだけで飯3杯は軽くいけるぐらいの価値。そのめがねを取ってしまったら、何の価値もなくなる。絶対にとってはいけない。取る時は死ぬ時だと思ってほしい。死んでなお、つばと罵声を浴びせられ、満足に埋葬もしてくれないし、カラスにつつかれ、微生物につつかれ徐々に朽ち果てていくだけになってしまう。めがねを取らなければ大丈夫、...

二児の虹

新しい季節が到来してしばらく。ぼくは換地処分を経て、誰かのものになった土地。草木は業者によって刈られ、今はその上に何か、おそらく住宅、が建つのを待っている。踏みつける太陽は陽気に歌っている。突然の雨に打たれてもかまわない。すでに吸い込んだ水分を吐き出すこともない。地下へ地下へ沈んでいくだけだ。虹が出現したけれど、それは実体のないもの。虹をつかもうにもぼくには手がない。...

すてきな3にんぐみ

なんとすてきな3にんぐみひとりはのっぽでひとりはグラサンもうひとりは内弁慶3にんがあるけばかぜもやみいぬはよろこびにわかけまわりねこはこたつでまるくなるなんとすてきな3にんぐみもうすぐ卒業するらしい3にんそろってなみだもろいハンカチーフをわすれるな...

はじけたハート

好きになっちゃうの。まだ、まだ好きになったわけではないけど。もうすぐ好きになっちゃうの。たまらない気持ちになっちゃって、夜も眠れないぐらいなの。あなたを思って手紙を書いてみる。名前を書くと、ばらの香りが広がってくる。名前を書くだけでよ、あたしの脳内で、あなたのイメージが爆発してきっと、閃光、目から鼻から口からあふれでてくるの。急いで塞がないと、2本の手では足りないから、もっと手が必要だけど大丈夫、...

誰の日常

この日常はつぶれた蛙のもの。ぐちゃぐちゃにつぶれて息もしていないが、ぼんやりと真上の空を眺めている。蛙はやがてやってくる小さな生き物に啄まれるのを待っている。ぐちゃぐちゃのままでずっといることなんてできない。太陽に照らされて徐々に乾いていく。体液はすでに乾いてしまった。蛙は思うんだ。もしも俺が蛙じゃなく、あの雲だったら、俺は流れていくだろうに、米国まで流れて、マクドナルドを食べて、ブロードウエーで...

今朝見た空の色は

新しい朝がきた希望の朝だ喜びに胸を  胸を...

きんじょがにげた

きんじょがにげた。水槽から飛び出して空へ向かっている。空では泳いだり、雲に横たわって眠ったり、飛んでくる鳥と戯れたりするのだろう。やがて食い物がなくなって困っている。空にはきんぎょのエサが漂っていない。こんなことなら水槽の中にいれば良かったと後悔している。きんぎょは降りようとするが、すでにここがどこだかわからないぐらい高いところにきている。きんぎょは途方に暮れてしまった。その間にも腹はどんどん減っ...

舞い上がれ三度目の春

美しい風景がある。そこに君がいて、ぼくを読んでいる。ぼくは嬉しくなって、大切なことを忘れてしまう。珈琲を飲もう、と君は言う。アップルパイも焼いてある。レジャーシートに座った君はまるで天使さ。アップルパイは少々酸っぱくて、ぼくは思わず目を閉じる。とたんに花びらは消えてしまうのさ、アップルパイも珈琲もレジャーシートも君だって。美しい風景がそのままだから余計に悲しくなってぼくは立ち上がる。...

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