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短編の感想を書いてみました、9月その3

鈴虫達の祈り 白熊 7くだらねえ、とつぶやいて、冷めたツラして歩く。というわけで、なんだろう、ちょっと前に読んだんですが、感想を書くのを忘れたらなんか感じたことを忘れてしまいました。悪くない感じだったんですが、カラッとしたかんじ。ムーンウォーク 戦場ガ原蛇足ノ助 9バカバカしさのるつぼですね。それだけで1000字もたせるのはまったくすごい。ひとつ言えるのはこいつとは絶対につき合いたくない、けれどこの...

ハイ・ファイ

ごめんなさい今週の最下位は乙女座のあなた、仕事上のトラブルに気をつけて。でも大丈夫、乙女座のあなたのラッキーアイテムは七面鳥をじっくり焼いて醤油、オイスターソースなどをあわせた特製のたれを塗りさらに焼いたテリテリの皮の部分を、まずはナイフで切って香菜を包んで口に運び、思い切り噛むでもなし、ゆっくりと舌でもてあそぶように舐り噛んだときに、その上質の油分がじゅるんと染みでてきて、舌上の魔術師の異名を持...

短編の感想を書いてみました、9月その2

虚無の方程式 岩行 健治 8なによりも意地の悪さ、みたいなものがうようよと見えてそれが逆に好感を得る。よく意味はわかりませんが、考えたことがストレートに現されているってことでしょう。大人 藤舟 8急に理屈っぽくなるとこなんか、いいじゃありませんか。なんにも起こってないし、今後も起こらないんだろうな、と確信できます。こんな物語も人生において時として必要です。海星 長月夕子 7ちょっと綺麗すぎるじゃない...

短編の感想を書いてみました、9月その1

赤い浴衣の女 yasu 6このような形で物語として著すことに違和感を唱える人もいるでしょう。当事者の心情を推し量るべしと。安易に扱うものではないのは確実です。けれどもその推し量ることにどれだけの意味があるのか。むしろ想像力は押さえつけるべきでない、という意味で悪くないですね。わたしは文学の可能性を信じたい。つぶやきつっても所詮妄想やろがこれは調整にけっこう時間がかかりましたが、それは内緒なのです。...

新しい朝はきたが、希望もなんにもない

目覚めると海。素敵、っていつもなら叫んじゃうところ。叫べるわけない。記憶がない。居酒屋で、ホッピー片手に乾杯って言ったのを最後に、記憶は現在へ飛ぶ。その間に何があり、海にいるのか。砂が頬についていて、ぱらぱら落ちていく。潮の匂いは生臭い。けっこう飲んでいたので、頭ががんがんにいたい。起き上がるのもおっくうだ。このままモウしばらく眠っていよう。眼の前に亀がいる。けれど今は何も考えたくない。亀がいよう...

雨ふりの朝はなんとなく

雨を見てしまう。雨が空から落ちてきて、地面にぶつかるのをじっと見てしまう。何度も何度もぶつかる雨粒を、応援するわけでもなく、惜しむわけでもなく。雨は際限なく落ちてくる。地面はどんどん濡れていく。そろそろ準備して、仕事にいかないと間に合わないよ、と頭の中で誰かがしゃべっている。うるさい。雨を見なければならない。今雨を見ずにいつ見るのか。落ちてきた雨がぐいんと曲がってわたしの眼の前に漂う。雨に問う、な...

めがねを外すタイミング、カ・ン・ペ・キ!

めがねがずれ落ちるのは汗、たらたらたらと額から垂れていくからめがねを滑らせて、めがねも辛抱できない方だからするりんとずれはじめ、もうずれてもずれなくてもいっしょでしょ、って段階まで待ってから一気に、フレームをつまんでさんっ、と掲げるのだ。めがねははたはたと羽ばたきだして、太陽に入って見失い、次の瞬間には空の彼方にかすかな影。めがね、と叫んでみても振り返りもせず、最後にひとつ、めがーっと吠えてきらん...

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