FC2ブログ

Entries

UDON

うどんのつるつるしこしこを楽しむためには冷やし。太一は目を見開いてそう主張。淡々としているがその目は野獣のもの、彼に流れるその血がその目を野獣にしてしまうのだろう。ことうどんのこととなれば、なればだ。仕方ない。うどんの特性を考えてみてくれ、つるつるしこしここそうどん、それなくしてうどんとはいえないのだろう。うどんは虹だよ君と横でさっきからイライラしたように聞いていた紳士は言う。紳士の名は雄一、歳の頃の56歳、青年が主張しはじめてからずっといらいらしていたのだが、ついに爆発して意見を発した。その声は低くこもっており聞こえにくい、太一も最初風が吹いてきたのかとあたりを美和増したらおっさんが白い顔をこちらに向けて、口をパクパク動かしているので、耳を澄ませると、うどんは虹だよ、なにわけのわからんことをいうとんねんぼけが、てなもんよ。太一いきり立って雄一にくってかかる、よーおっさん、虹てなんやね虹て、説明してみろよ、訳の分からん。雄一は少々ひるんで、なんつうてもひ弱なおっさんだからしかしここで根性みせんとどこで見せるのかいな、虹とはね、つまりうどんから立ち上る湯気が光の加減で見える魔法、その虹こそ、うどんの象徴、うまさの神であるわけだ。どういうこと?つまり、うどんは断然誰がなんと言おうが釜あげがベストチョイスであるわけだ。太一、頭は悪いので、半端なく悪いので最初雄一が何を言っているのか理解できなかった、それで、ずいぶんたってから自分が否定されたことに気づいて、憤慨。
スポンサーサイト



この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://nayura06.blog27.fc2.com/tb.php/1346-760f48e0

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

Appendix

プロフィール

なゆら06

Author:なゆら06
FC2ブログへようこそ!

月別アーカイブ

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR