FC2ブログ

Entries

上戸彩、役所広司の渋い声に惚れちゃった!?

彼は歌を歌っているようにしゃべる。それを聞いているだけで何か自分がコンサートホールにいて全身でその歌声を受け止めているような感覚になる。全身をふるわせている、その歌声はひどく弱々しい。今にも消え入りそうになりながら、その振動をやめない。もっと自由に、この声をあやつりたいものだ、と彼は思う。しゃべる、すると目の前にいた人が無表情になり、それは夢を見ているように、眠っているように、ぼんやりとして、明後日を見ている。焦点が定まらずにふらふらと眼球は揺れる。しかししゃべるのをやめない。しゃべることが生きるただ一つの意味だと言わんばかり。それもそうかもしれない。彼の声は世界に響く、世界のどこかで誰かが聞いている、真実である。それは正真正銘真実である。彼はかくして、神と呼ばれ、あがめ立てられた、神が我々に啓示を与えているのだと感じる。彼の姿は見えないのに声が聞こえてくるから無理もない。たいてい、彼はそれほど意味の深いことを言わない。昨日の夕食に何を食べたとかその程度の当たり障りのないことをしゃべっているのだが、聞こえたものはそれを逆に深い意味にとらえる。かくして神は今日もマクドナルドで3時間。
スポンサーサイト



この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://nayura06.blog27.fc2.com/tb.php/1369-0f5a7983

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

Appendix

プロフィール

なゆら06

Author:なゆら06
FC2ブログへようこそ!

月別アーカイブ

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR