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150年前のホタル標本発見

その蛍は現在のそれとずいぶん違う形であった。まず蛍の最も特徴的な部位と言っていい尻が、ふたつに分かれていたのだ。それがどのように点滅するのか、その様は定かではないが、ふたつに分かれたその両側に光るための機能が備わっており、またそれは別々の信号により点滅する仕組みがあり、であるからして、それぞれが意志を持って変幻自在に点滅するのではないかと想定された。そして全体の形も現在の形とはかけ離れている。現在の小さなはかない光りをともしながら水辺を漂うひとすじ、それを彷彿とさせる形態、それを微塵も感じさせない巨大さであった。比較すればその巨大さは際立った。現在のものがだいたい人差し指大であるとすれば、東京ドーム3個分ほどであった。実は尻の光りなど問題にならぬほどのでかさである。飛び交う東京ドームはやはり非常に迷惑であるに違いない。また、東京ドーム野原を満たすだけの微生物などこの星のどこを探してもそれほどいないと考えられた。故に絶滅し、現在のひ弱な彼らが主流に鳴り、蛍として栄光を築いたのだ。非常に納得できる話であった。
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