FC2ブログ

Entries

ワルツ・フォー・FFXIII

彼女は踊っているような動きで鎖がま振りかざして、歌声はこの喧噪の中でも確かに響き渡る荒野。その歌声を聴いて敵はしばし安らぐ、朽ち果てる前の休息を彼女はくれてやるのだ。彼女が近づき、我に返る頃にはもう遅い。その鎖がまが肩から腹にかけてぐさりと食い込み、内蔵を引き裂く。一瞬、何が起こったのかわからない。鋭い痛みは遅れてすぐにやってくる。敵の叫び声がこだまする荒野。彼女は返り血を受けて、艶かしい。露出度の高いその衣装は赤く染まる。頬に付いた血を拭って舐める。固唾をのむ他の敵、あるいは彼女に殺されるのならばまだシアワセかもしれないと考える。と、その瞬間に、屈強な男が、やはり露出度の高い衣装で、ふんふん鼻息を荒くしながら迫ってくる。嫌だ嫌だ、あんなおっさんにやられるのは嫌だ、と引く。が時すでに遅し、おっさんは敵を掴むとその凄まじい力でもいでいく、どんどんどんどんもいでいく。もがれた敵は悲しみとともに絶命。その最後の瞬間に、彼女は歌いだし、魂を浄化する。あるいはシアワセかもしれない。
スポンサーサイト



この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://nayura06.blog27.fc2.com/tb.php/1548-db72c1a3

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

Appendix

プロフィール

なゆら06

Author:なゆら06
FC2ブログへようこそ!

月別アーカイブ

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR