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君が素敵だった事、忘れてしまった事2

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それでも、なんか美味しそうな色合いなわけです。狐色した表面の油であげたてかり。かすかなチーズのそれはそれは香ばしい匂い。そうか、先人は言った、デザートは別腹である、と。その言葉まとこかどうか、我が身で試してくれるわ、わははははははっは。そしてほんまあんまりこれ以上いに食物を入れたくないのだけれど、齧る。溢れ出すジューシーな油、にゅわぁーと広がる、お口の中は草原のよう、黄金の草原のよう、風に揺れて稲穂がささささと音を立てる。カリッとした表面、少し塩辛いチーズ独特の匂い。つうかうま!と若者のような言葉づかいで、感動を一言で表現しておいて、胃のぼうまんかんと戦う。24時間戦えますか?そうでした、もうひとつございますのでした。手で割ってみますと、栗餡はかほかと湯気を上げており、仮に雪山で遭難中であれば、こんなに嬉しい事はないのですが、今は、天丼とチーズあげまんじゅうが入っている胃の内部は、すでに許容量一杯なのであります。しかもその、胸の焼けるような甘い、濃い、餡が隅々まで行き届いたあげまんじゅうで、威勢の良い呼び込みの声を受けながら、激しさの増す人通りに流されながら仕方なく、それを咀嚼することだけが今の私の使命なのでした。・・・・なんかカッコええ。
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