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少女時代テヨン

少女時代にテヨンは越前味噌が好物であった。越前味噌さえあれば他に何もいらなかった。越前味噌は夢の食品や、がテヨンの口癖で、どんなに機嫌が悪くても越前味噌のパッケージを見ればたちまち笑い出した。思春期に入り、テヨンは越前味噌を自分で創り出すようになった。いや、その絶妙の風味や、コクは越前味噌以上だと自負していた。いつかオリジナル越前味噌を販売して収益を得て暮らしたいものだと考えていた。そんなある日、テヨンは越前味噌を両手に塗りたくって町を歩いていた。両手にぬりたくっていたのはいつでもどこでも頭に塗りたくれるようにである。時々無性に塗りたくりたくなる時があった。そうなるとテヨンを誰も止めることができなかった。止めようものならテヨンの鋭い牙にかみつかれ、深い傷を負ってしまう。両手に越前味噌だらけのテヨンから、味噌の匂いが漂っていた。大の味噌嫌いの鼻に届いた。味噌嫌いは、自分が味噌を嫌いであると言うあからさまな態度をとった。テヨンの両手に塗りたくられた味噌を洗い流したのである。テヨンの怒りは頂点に達した。テヨンは味噌嫌いのみぞおちをついて怒鳴った。強く怒鳴ったのだ。そのとき、テヨンの怒鳴り声に耳を傾けていた音楽プロヂューサーがいた。彼はなんというか、とにかく敏腕だった。
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