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イジリ-さんは号泣した。

イジリーさんが泣くことはない。イジリーさんは血も涙もない人だから、と説明された。イジリーさんはアイドルや女優のリップスティックでできている。リップスティックが少しずつ形を変えて成分を変えてイジリーさんができあがった。希有な存在なのだ。心など入る余地がない。イジリーさんはたのまれたことを忠実にこなすリップスティックの妖精だ。妖精は撮影を終えて打ち上げなどに参加せずに帰宅する。人と関わることを避けるのはイジリーさんがリップスティックの妖精であることと関係している。妖精は人と関わってはいけないのだ。ミステリアスを醸し出す姿勢を求められるのだ。専属審査員がしっかりと点検している。減点方式で点数を付けられ、一定の点数になったら妖精審議会から警告がくる。妖精やめますか?人と関わりますか?妖精をやめさせられた元妖精は大変だ。生活することが難しい。仕事も極端に減る。ほとんどは審議会経由で仕事の依頼があるためだ。自分で売り込みに行って仕事を獲得しなければならない。スナック周りをして、1曲だけ歌わせてもらったりする。地道な活動が一番と信じているから。そのうち応援してくれる人々がでてくる。もちろん実力が伴っていた場合だが。応援してくれる人たちは元妖精を再びスターダムにのし上げようとする。主食であるリップスティックを毎日食べられるように。うまくいく例は少ないが、イジリーさんの場合はとても幸運なことにうまくいった。だから、感謝していたのだと想像できる。自分を応援してくれた全ての人に、感謝したのだと思う。とても素敵なことだと思う。
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