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ゴルバチョフのクーデター

先頭に立ってみたが、なにをしていいのかわからない。後ろからどんどん進んでくるものだから自然に前に進んでいる。端からは率いているように見えるだろう。まったく率いてない、どころかどこに向っているのか、目的が何なのかすら知らない。ぼくは暇だった。退屈しのぎが何か欲しかった。ちょうどいいタイミングで団体がやってきた。なにか威勢が良くて、どこかに向っている。時間はつぶせそうだ。あれだけ運動したらお腹もすきそうだ。お腹をすかせてお家に帰れば、なんでもおいしい。空腹が一番のスパイスよ、とママはよく言っている。だからぼくはお腹をすかせたい。ちょうどいいじゃないか、利害の一致。ぼくはしゃしゃり出て先頭に立った。大声で何か叫んでいる。よく聞こえない。後ろから押される。自然に前に進む。官邸がある。このままだとそこに突入してしまうよ、と思った。警備員のボスキャラみたいなのが叫んでいる。止まれと言っているようだ。うしろのやつは止まりそうにない。ボスキャラはピストルを構えている。このままじゃぼくは撃たれてしまう。ピストルで撃たれて無事で入れるわけがない。ぼくは一般人だ。覚悟も用意もない。だけどもうどうしようもない。先頭に立ってしまったのが運の尽き。
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