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タマちゃんの時と同じようにかわいい顔

タマちゃんとは少しちがう。例えば笑う時の目尻。タマちゃんは目尻が垂れ下がってそれはそれは愛くるしい表情だった。対して今度のやつはあまり可愛らしいものではない。目尻はまっすぐ地面と平行にあるので、笑っているように見えない。芽が細くなり、非常に不気味である。やつはみんなと仲良くしたいだけなのに、悪気は何もないのに、みんなそういうことなんだと勝手に解釈してしまう。こっちが色々と気を遣ってやっているのに、どうして笑わない、と怒りだす人もいる。笑わないんならいいよ、エサはやらないからな。目に物を見せてやるぞ、と言わんばかりだ。別にエサをもらわなくても食っていける。ここは整備されているとはいえ、野生のうちに入っている。小さな生物はたくさんいる。いるからここまでやってきているのに。やつは不思議そうな顔をする。その顔がまた火に油を注ぐ。今やその炎はごうごうと燃え上がり、隣近所も巻き込んでさらに広がりを見せている。このままでは大惨事だ。街全体が燃えてしまう。そうなる前に、手を打たねばならない。やつは知らない。そんな大変なことになっていることは全く知らない。アザラシなのだからそれは仕方ない。そこでわたしは深夜に川に入り、眠っているやつを捕獲する。少々暴れるので麻酔銃で眠らせる。静かにことを行わなければならない。やつを眠らせて連れて行く。お前はここにいてはいけない存在だ。広い広い海に帰りな。やつの寝顔は大変安らかだ。これでいいのだこれでいいのだ、と自分に言い聞かせる。明日みんな大騒ぎするだろう。もういなくなった、帰ってしまったの、と。騒げばいい。すぐに忘れてしまうさ、それよりも、喧噪に巻き込まれてだんだん弱っていくこいつの姿を見たくないのだ。
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