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丸顔/くるり

丸顔の女が家にいる。いつからか、忘れてしまったけれど、丸顔の女はとても気配りが上手で、邪魔どころかすごく助かっている。丸顔の女が突然どこかに消えてしまったら、と思うといてもたってもいられない。私の生活は丸顔の女によって組み立てられている。

丸顔の女は毎朝、私が起きる前に起きていて、みそ汁を炊いている。正確にはみそ汁と飯だ。あとはなにもない。非常にシンプルな献立を毎朝食べさせられる。しかし、このみそ汁がくせ者なのだ。一度口にすればもう後戻りはできない。このみそ汁のうまさたるや、まるで千手観音がその手を広げて、我が身を包み込まれているようで、気づいたら私は微笑んでいる。そのみそ汁の余韻で、飯はいくらでも食べられる。この飯のうまさも特筆すべきものだ。なにか、合法ではない薬剤を混入しているのではないかと思うほど、みそ汁も飯もうまい。

また、丸顔の女はシャツやパンツにアイロンをかけてくれるのだが、そのアイロン後のシャツを羽織った時の気持ちよさと言ったら、散々我慢したあとでする、放尿のようだ。羽織るたびに放尿できるのだから、なにか得した気分になる。丸顔の女がアイロンをかけると、シャツが喜びで雄叫びをあげる。ほほーい。と聞こえる。私にはその雄叫びがたしかに聞こえるのだ。ほほーい、という雄叫びを聞きながら、シャツはなされるがままにアイロンをかけられる。丸顔の女は無駄のない動きでアイロンをかける。それを見ているだけでなにかほかほかするのだ。

さらに丸顔の女とのセックスは素晴らしい。同じ家にいる男女である。セックスに発展するのはこれ必然ではないだろうか。成り行きによって、私は丸顔の女が家にきたその日にセックスをした。性欲の強い私は早めにすませないと気が済まなかったのだ。私はこれまでにセックスに関して、間違った知識ばかりを持っていた。それを痛感した。丸顔の女のセックスはとてもゆっくりとはじまる。そしてじっくりとお互いの身体を味わう。けっして焦ってはダメ、と丸顔の女は全裸に靴下だけはいて言う。
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