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おばかさん/Lantern Parade

あの人はいつも笑っていた。底抜けに明るいんです。あの人が泣いているのを見たことがない。泣いているのだけではない、怒っていることも悲しんでいることも悔しがっていることもない。あの人はかすかに笑っているばかり、心配になります、だって生きているってことは苦悩を抱えているってことなのに、どうしてずっと笑ってられるんでしょう。笑い続けられるんでしょう。あの人は応えてくれません。ただ、かすかに口元が歪んだように見えただけでした。気のせいかもしれません。だってあの人が私の声を聞いているとは思えないから。あの人はいつも自分の世界の中にいて、外から呼びかけたって、聞こえていないに決まっている。あの人のつくりあげた世界はそれはそれは楽しくて、脂っぽい匂いが充満している世界。手を伸ばせばそこにチキンがあって、それを頬張ればくうものには困らない。あの人は何でも食べるだろうし、好き嫌いはないほうだから、いつまででも生きていけるって寸法。考えたでしょう、これでも寝ずに考えてみたんだから。あの人は白いスーツをいつも着ているけれど、それがトレードマークとして成り立っている。うらやましい。まったく私は制服を毎日きているけれど未だにしっくりこない。いつになったらしっくりきて、町を歩くだけでキラキラ輝くようになるんでしょう。あの人のように、歩くだけでみんなが振り向いてくれるようになるのでしょう。それはずっとあとのような気がする。実際ずっとあとでしょう。仕方ない。こればっかりは自分ではどうすることもできない。地道にやりますんで、気にせんとってください。必要以上にかまうこともやめてください、気持ち悪いんで、は。
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