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Trash & Lemon/スーパーカー

本屋に檸檬を置く、という試みをしたあと、私は漫画喫茶にむかっていた。2、3時間、暇だったので、改めて宇宙兄弟でも読もうと思ったのだ。漫画喫茶には飲み物もあるし、食べ物もある、リラックスできる個室で、快適な空間で宇宙兄弟を楽しもうと思った。行きつけの漫画喫茶までここから20分ぐらいかかった。20分かけて漫画喫茶に行き、2時間漫画を読んで再び20分かけてここに戻ってくる。なんとなく非効率的な気がしたが、私は青春を生きている。あの黄色の塊を本屋に置いてくる勇気の持ち主である。なんとでもなる、と私は歩き出した。たまらなく愉快な気分だった。漫画喫茶に言って食べようと思い、私はコンビニでポテトチップスを購入した。漫画喫茶で購入すると割高になるのだ。さすが私、と内心ほくそ笑む。もちろん、持込がNGなのは知っている。しかし、あの割高感が私は我慢ならぬのだ。かといって店員に食って掛かることはしない。もめ事は避けた方がいい。なんせ、私は黄色の爆弾を置いてきた爆弾魔。

漫画喫茶は静かにたたずんでいた。いつも通り、全く変わらずにそこにあった。私は息をのみ、よしいくぞ、と中に入る。暗い顔の店員が私の顔を覗き込む。お前、漫画喫茶の店員としては間違っているぞ、ここに来る客はみんなそんなにじろじろと見られたくないのだ、と思ったけれど、私はほんの少し会釈をしただけだ。店員は店のシステムを説明する。まったくマニュアル人間が、私はすべて把握している、この店のシステム全て知っている、トイレの位置、漫画の位置、自動販売機、ドリンクの入れ方、抹茶の立て方、すでに知ってるんだよ、と思ったが物欲しそうな顔で聞いていただけだ。私は3時間コースを選んだ。店員は部屋の番号を示した。イエス、とわからないぐらいに小さくうなづいてわたしは伝票を受け取った。

自分の部屋に入り、おかえり、とつぶやいた。なんとなく帰ってきたような気がしたのだ。そんな自分のユーモアがおかしくて、私は微笑んだ。ソファに座り、目を閉じる。刻一刻と時間は進んでいる。はやくポテトチップスを開封し、ドリンクをくんできて、宇宙兄弟を読まなくちゃ、と思う一方でこのまま眠ろうかとも思った。面白い。実に面白い。私は眠った。3時間後、店員に起こされた。

なんかすっごい損した気分になったって話。
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