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虹がでたということは、誰かが悲しんでいるということだ。

孫さんはそう教えてくれた。あたしはそれを信じている。孫さんはいつだってあたしが知らないことを教えてくれる。一見間違っているようなことでも、あとでよく考えてみるとたしかに孫さんが正しいことがほとんだだった。

あたしは孫さんを尊敬しているし、孫さんとだったらペッティングぐらいしてもいいと思っている。
孫さんはすでに50さんだけど、そうは見えないし、あたしは70の老人とだってペッティングならしてもいい。
孫さんはそんなそぶりを全く見せない。だからあたしは二の足を踏んでしまう。

孫さんがいつか話してくれたことを、あたしは誰かにはなす。
それはひとつの使命のように思っている。せっかくの知識を、もっと広く、もっと深く、あたしは伝えたい。そうしないと価値はない。価値とはどれだけたくさんの人の頭に残っているかということと同義だ。だからあたしは伝えたくて、伝えるために様々な方法をとる。
友達としゃべることも、見知らぬ男とペッティングすることも、こうして文章を書いていることも。

たいていの人は感心してくれる。
博識だねえ、と言ったのは最近、ペッティングした男だ。

お金はもらわない。話を聞いてもらうことが条件だ。別に何かが減るわけではない。だからペッティングぐらい大したことではない。あたしは服を脱がない。そう要求されるけれど絶対に脱がない。半ば強引に脱がせられたこともないわけではない。興奮する男の力は強い。あたしではどうすることもできない。そうなったら仕方ない。あたしは隙を見てスタンガンで撃つ。男の背中を、太ももを、尻を。一度頭を撃ったこともあるが、あれは危険だ。撃った瞬間なにか反吐のようなものを吐いて、男は動かなくなった。心臓が動いていたのか、息をしていたのか、どうなったのかあたしは知らない。怖くなって逃げてしまった。その後、新聞やTVでなにも報道されなかったことを思うと、大したことはなかったのかもしれない。けれどそのときのホテルは2ヶ月後につぶれた。そういう運命だったのかもしれない。

博識だねえ君は、いいねえ、そういう女、ぼくは好きだよ、とその男は言った。別に嬉しくもない。孫さんの言葉を繰り返しているだけだ。あたしに価値はない。あるとすれば孫さんの言葉を知っていてそれを伝えているということだ。
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