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僕が白人だったら/andymori

アンディモリと読むんだと知ったのはごく最近、それまでは濁して読んでいた。今更聞くのも恥ずかしいし、いつか誰かが読んだときに覚えておこうと思っていた。だからもしかしたらその人が間違っているのかもしれないけれど、間違っていたとしてもアンディモリというのはなかなか響きがいいし、読んだその人のことがけっこう好きだから間違ったままでいようと思う。その人はいつも自信たっぷりであたしはその堂々とした態度に辟易して、家を飛び出した。あたしたちは同棲していたのだ。行くあてもなく飛び出したものの、100mぐらい走ったところですでに後悔しはじめていた。今すぐ家に帰って土下座でもして謝りたいものだ、と思った。けれどあたしの意志に反して足はとまらない。足よ、いったん止まってそして家に帰りなさい、持ち主であるあたしの言うことを聞きなさい、と囁きかけるのだけれど聞く耳を持たない。足なのだから耳を持っているわけがない。つまりあたしがなんと言おうが無駄、足は思うままに彷徨い歩くつもりだ。困った、あたしはすぐに途方に暮れる。だいたい行くあてもないまま、走り出したところで先が見えている。結局のところその場をぐるぐる回って回って回って回る。さらに飛んで飛んで飛んで飛んで飛んで飛んで飛んだら、あら、こんなところにパン屋があったのね。新たな発見。新しいパン屋を見つけるってすごく幸せ。入ってみる。いらっしゃいませ、という店員さんのはっきりとした声。実にパン屋っぽくていいじゃない。店内を見回してみるとパンの種類は多くないようだ。だいたい10種類ほど。つやつやで美味しそうだ。せっかくだから全種類を味わいたい。どれにしようかしら、と選びにかかる。ここで問題発生、衝動的に飛び出したものだからあたしはお財布を持っていない。お財布がないとパンは買えない。困ったあたし錯乱し、そうだ強盗すればいいんじゃない、強気で出てパンを強奪すればいいんじゃない。簡単なことだった。人の良さそうな店員さんが、ごゆっくり選んでくださいね、と言う。そう余裕を持っていられるのも今のうちよ、そう、決めた。深呼吸。たちあがれたちあがれたちあがれ、と囁く。ガーターベルトに装着しているピストルに手を伸ばす。
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