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満足そうなマドン

マドンが満足そうなのは娘が話しかけてくれたからだ。朝、目覚めて雑誌女性自身を読みながら珈琲を飲む。マドンのささやかな楽しみだ。やがて娘が起きてくる。もう19にもなれば立派な大人だ。少々遅い反抗期のまっただ中にあり、娘はマドンと口をきかない。目が合えば舌打ちをする。別に何か気に障るようなことはしていないので、一時的なものだと割り切っている。けれどやはり年頃の娘に舌打ちされるのはあまりいい気分ではない。いつもであれば、無言のまま娘はアルバイトに向かう。しかし今日は違った。娘はマドンの前に立つと、ちょっと話してもいい、としゃべったのだ。それだけでマドンは内心、小躍りになった。どれぐらいぶりだろう。妻を介して話すことは何度かあったけれど、こうして面と向かって話すのはもう、3年ぶりかもしれない。マドンはこの機会に娘との関係を修復したいと願った。そのためには細心の注意を払って、娘に気に入られるように受け答えをしなければならない。マドンは女性自身を置いた。娘の目を見る。すぐにそらしてしまう。なんとなく照れてしまったのだ。こんなことではいけないと再び見る。ダメだ、もうダメだ、娘の目すらろくに見ることができない。俺はなんて照れ屋さんなのだ。いやいやいやいや、あたしったら、ココで弱気になってはダメ。マドンは自らの頬を張った。パシンと音がなった。娘が露骨に顔をしかめる。
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