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温泉/くるり

温泉に入ろうよ、ってケイコは簡単に言う。一緒に入ったら楽しいじゃない。楽しいってさ、いったいなにをするつもりなの、とぼくは聞きたい。温泉に入るってことがどういうことかあまりわかっていないんじゃないの。わかってる、わかったうえでいっしょに温泉に入りたいの。ケイコはけたけたと笑う。そうか、そうなのか、とぼくはひとりつぶやいた。ケイコはぼくの答えを聞かずに部屋を出て行った。部屋ごとに温泉がついていて、それが外にある。そう、ここは高級な旅館だ。ぼくなんかでは一生かかっても泊まることができないと思っていた。けれどもケイコに誘われるままぼくはここについてきた。お金の心配はしないで、なんて言ってくれる。もとより心配していない。もともとデートをしていてぼくが金を支払うことはない。ぼくはケイコを追う。温泉の脱衣場がある。形ばかりのものだ。ケイコの脱ぎ捨てられた浴衣がある。ぼくはその浴衣を拾い上げ、広いスペースに持ってきて燃やす。これでケイコを覆えるものはなくなった。何も知らないケイコはのんきに温泉につかっている。ぼくも浴衣を脱いで、風呂に入る、湯気で先が見えない。個人風呂としては意外な広さをもっている。高級旅館たる所以だ。ケイコは楽しそうにこっちへおいでと囁いている。湯に足から入り、身体を沈める。芯から声がでてくる、ケイコが近づいてくる。肌と肌をくっつけている。木の口を吸う。激しく激しく吸っては舌を絡ませる。頬は上気している。温泉につかったせいか。ぼくはケイコの胸をつかみ、引きちぎる。ケイコが喘ぐ。ケイコの胸を投げ捨てる。湯に浮かんでいる。ぷかぷかと浮かんでいて胸は、その先端を上に向ける。ケイコと唇をあわせながらしばらく見ていると、先端から光が発せられる。光は夜空に吸い込まれそうだ。深い深い闇だ。星は一つも見えない。やがてこちらに尻を向けてくるケイコはもちろん人妻だ。
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