Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://nayura06.blog27.fc2.com/tb.php/3554-a8b8a1ab

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

猫背が自慢の男がいて

猫背が自慢の男がいた。彼は何かにつけて自分の猫背を自慢した。見てくれよこの猫背、見事だろう?猫が今にも飛び出してきそうだろう?実際に飛び出すぜ、鰹節を振りまいておけば飛び出すことだろうよ、もし飛び出さなかったら打ち首にされてもいい、誓うよ、と彼は言った。それでは、と鰹節を削り、振りまいてみたが、猫が飛び出す気配はない。少し時間をかけて待ってみたがやはり飛び出さない。ぴくりとも動かないばかりか、鳴き声の一つも聞こえない。男は次第に弱々しい声になり、俺が見ていたときにはたしかに飛び出したんだ、と言うが、猫は動かない。誰が望んだことでもないが、締がつかないから、と王様は男を打ち首にする。男はありったけの言い訳をいい、命乞いをしたが聞き入れられない。やがて首は打たれ、胴体と離れる。血が噴き出す。その時、猫背はにゃあと鳴き、背を丸めて動き出す。唖然とするオーディエンスを尻目に猫は男の頭をくわえ、咀嚼し、吐き出す。みなはその光景を目にして背筋がぴんと伸びている。猫背なんか誰がなるものかと思っている。
スポンサーサイト
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://nayura06.blog27.fc2.com/tb.php/3554-a8b8a1ab

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

Appendix

プロフィール

なゆら06

Author:なゆら06
FC2ブログへようこそ!

月別アーカイブ

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。