Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://nayura06.blog27.fc2.com/tb.php/3571-214e3741

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

雲を絞ったらカルピスが出た

雲があんまりもくもくしているものだから思わず、絞ってみたのです。その前に雲に手を伸ばしたらちゃんと届いた。誰もあんまり実際にやってみたことがないから知らないだけで、意外と簡単に届くから今度ためしてみてほしい。絞るとじゅわーっと肉汁が絞りでて、それが地上にふりそそいだ。人々はまるで蟻の子のように散り散りになる。雲はまだまだもくもく感を崩さず、さらに絞っていると、果汁が出て、その次に白くどろっとした液体が出てきて、少し舐めてみるとカルピスだった。

カルピスなら話は別だ。わたしはそれをコップに取り、氷を入れた、そこに今日は気分で牛乳を注いだ。いつもなら水ですませるところだけど今日は違う。今日は牛乳でこってりやるつもりだ。すっかり出来上がったその飲み物をわたしは手にとり、傾ける。喉を鳴らして半分ほど、一気に飲み干した。カルピスはまだある。いくらでもある。モウ一杯飲もうと思えばまた絞ればでてくる。

遠くに風船が浮かんでいる、雲を割ってこちらにむかってくる。風船は雲のことを尊敬している。だから雲に向かって敬礼してみた。雲の悪い気はしない。なにせ敬礼だ。目上のものに対する態度だ。風船の忠義を感じながら雲を見送る。わたしは風船を捕まえた。捕まえて何をするわけでもない。ただ、手に入れた快楽を感じたかっただけだ、それをわたしは水槽に閉じ込めた。観賞用にとっておこう。風船はしんしんと鳴いた、私の知ったことではないのだよ、と思った。
スポンサーサイト
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://nayura06.blog27.fc2.com/tb.php/3571-214e3741

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

Appendix

プロフィール

なゆら06

Author:なゆら06
FC2ブログへようこそ!

月別アーカイブ

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。