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流れ落ちる植物群

今は夜ではない。けれど朝でもない。昼でもない。いつでもない時間というのが実在するのだろうか。信じれば実在するんだよ、と森さんは言った。あたしは森さんの言葉を信じる。だから実在するんだろう。空では大量の植物群が流れ落ちている。これは気のせいだろうか。気のせいなんかじゃないよ、と森さんは言う。植物群は定期的に流れ落ちるようになっている。これは事実だ。歴史的に見ても随分古くから決まっている。ほら植物群に手を伸ばしてごらん。かすかに手のひらが濡れるだろう。これが植物群のかけらだ。ぼくはね、と森さんは続ける。このかけらを舐めながら人生を謳歌するのだ。人生は楽しいよ、それだけで楽しいのだ。植物群の欠片は栄養満点だ。これは知られていない事実だけど、それを舐めていれば大丈夫。栄養は事足りてしまうのだ。なんという幸運。あたしはかすかに見えた虫を、植物群の中にまぎれている虫をつかみ、ぐいっと引き寄せる。こっちへこいよ、てなものだ。虫があたしの体内に入り込んでいく。あたしはイヤではない。あくまでもこれは、あたしの+になるんだから。要素として大切なものになるんだから。信じているから。森さんは知らんぷりでサウナに行くって。汗をかいてビールを飲むんだって。あたしもー、ってついていく。
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