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一人きりの女になって海にきてみたら、このていたらくだ

海にきたら何か変わるかも、と思った。海の開放感がいい。あのどこまでも広がっていく感じ、にかけてみたかった。海の色は青くって、吸い込まれそうだ。空はすでに吸い込まれている。しゅるると音を立てて空は少しずつ吸い込まれているので、その穴に私は手をかざしてみる。私自身も吸い込まれてしまえばいいのだ。けれど私は吸い込まれなかった。全然吸い込まれないもので、不安になった。私は吸い込んでくれないのか、悲しいじゃないか。私としては吸い込まれたいのだ。吸い込めば、清々する。いや吸い込まれれば清々する。魚が跳ねる。そいつ一匹ではなくって、この海中で何十匹も跳ねているんだ。なんて広い空間だろうか。向こうまで見渡せそうだ。雲が海に映っている。流れていく。随分速い速度で流れていく。捕まえてみれば、これは雲ではない。雲にカモフラージュさせた綿菓子だった。かじりつくべき。かじりつけば、その甘さでひっくり返るだろう。あまりの甘さにひっくり返った私は目を回してくるくるが止まない。甘さもさることながら、その香ばしい味だ。これが綿菓子かと私は驚愕するが、誰もいない。私の驚愕を誰一人として知らない。私、こんなにも驚愕しているよ驚愕してるんだよと言いたい。言ってしまえば何かが変わりそうな気がする。言う。やはり雲みたいな綿菓子はすごい速度で流れていって、それだけで、つまり海にきたところで何も変わらなかった。
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