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私の涙はめそめそした涙じゃなかった

涙が地面と垂直に飛んでいく、これは勢いがすごいということだ。目の奥の奥、そこから目の表面めがけてぐるぐるぐると走りながら涙が飛び出してくるというわけだ。涙は容赦しない。私に対して前々容赦なく、湧き出てくる。まるで泉だ。この無限に水が湧き出てくる泉のようになみだはしっかりと私の目の奥から湧き出てくる。嫌だ、なんて思っても無駄だ。涙は容赦しない。涙は容赦しないんだ。涙の意見を聞いてみると、それははっきりしている。知らんね、涙の主の意向など知ったことか、知ったことか。気が強いのだろう。私が、涙に飲み込まれそうになった。涙に身体を乗っ取られそうなのだ。涙なんて考えてみれば発生してからほんの数秒で、もしかしたら1秒もないほどの瞬間に消えてしまうものなのに、私は乗っ取られてしまうのか。なんとなく情けない気がした。けれども強いものへの憧れの感情を私は隠せない。こんなに強いものなら、涙でも何でも私は抱かれたい。すべてをなげうってしまいたい。逃避行してみたい。どこか知らない小さな町の、港町がいい、喫茶店でふたり、静かに日常を生きたい。子どもはふたり、女の子と男の子。時間は流れ、ふたりは生意気盛りの小学生となる。叱っても効果はない、だからあなた、ねえあなた、ちょっと厳しく言ってくれません?なんだよ、しつけとかそういうことは君の仕事だろう?なにその態度、子育ては母親の仕事なんて一体誰が決めたことかしら?ちょっと待ってくれよ俺は疲れている、非常に疲れている、少し休ませてくれないか。何に疲れてるって言うの、あなた、仕事してないじゃない。だからって色々つかれることがあるんだよこっちだってさ。わかったけれど、ちょっとは手伝ってほしい。わかったよ。そういって缶ビールを飲み、ゲップをする涙は、すでに全然涙じゃない。
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