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しかしためらっている時間はない

ためらったら食われてしまう。狼は獰猛で、ぎらぎらした目をしている。足から食われてしまう。その際、ソースは忘れずに振りかけられる。オーロラソースだったらかまわない、けれどもごまドレッシングだけはやめてください、とことわっておく。ごまの風味が苦手だからだ。同じ食われるのならオーロラソースで食われたいものだ、と常日頃から思っていたのだ。オーロラのあのオレンジ色をどばどばかけられて、そのままかじりつけばいいのに。食われたい願望?いいや断じて違う、ぼくは食われたくなんかない。食うのはぼくのほうだ。返り討ちにしてくれるわ。と迎え撃つがぼくは武器を持っていない。なにひとつとして狼に対抗できる手段を思いつかない。だから白旗を上げて振るのだ。ぬ、白旗?これがあるじゃないか。白旗ははたはたと風になびいている。風に吹き飛ばされないように、固く丈夫な棒がついている。これを持って戦おう。脳天をかち割ってやろう。狼だって反撃されると思っていないだろう。ぼくたちは狼に対して無力だった。なにもせずにただ順番に食われるだけの存在だった。それではいけないと気付いたのだ。対抗できると気付いたのだ。ぼくは反撃する。この棒を振りかざしてすべてを終わらせてやる。悪循環を断ち切るのはぼくの腕にかかっている。狼の足音が大きくなってきた。そろそろ舌なめずりが聞こえてくるだろう。怯えないで、冷静に対処すればいい。簡単だ。息をのむ。狼はオーロラソースを混ぜながら近づいてきた。そのオレンジ色を見れば、ぼくはもう無力だ。さあはやくそのオレンジ色をぼくに塗りたくってくれ。
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