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スパゲチの冒険

スパゲチはミートソースを探すために家を出た。家というほどのものではない、プラスティックの袋から外に出ただけに過ぎない。スパゲチはまず、仲間を探した。なにをするにしても仲間と一緒に行動すれば、容易に目標が達成できると聞いた。コンソメ夫人にベッドの中で囁かれた。甘い香りがゆっくりと流れ込んでくる昼過ぎに。コンソメ夫人とは友人を通して知り合い、深い仲になるまでに時間はかからなかった。なんといっても相性がよかった。スパゲチはちょうど歩いてきたトングに話しかけた。スパゲチをつかむのにちょうどいい大きさだ。トングはスパゲチを見て鼻で笑った。俺とお前は別の種類のものだ。仲間になんかなれるものか、という趣旨の台詞をはいた。スパゲチとしては種類が違ってもなにか問題があるというのか、という気分だった。実際、キャベツと包丁が手を繋いで歩いているのを見たことがある。トングにそう話すと、俺はそんなに尻軽じゃねえよ、と言う。尻軽の意味はわからなかったがこれ以上強要しても無駄だろうと思い、あきらめることにした。行こうとするとトングはスパゲチの襟首をつかみ怒鳴った。それでいいのかよお前、そんな覚悟でミートソースさんに出会えると思ってんのかよ。スパゲチは混乱した。自分には高度すぎて全然わからない。しばらく黙っていた。トングがごそごそとぽっけをまさぐり、一枚の紙を取り出した。これをもっていけ、そう言うとトングは走り去った。台所のトングが収容されている場所におさまった。スパゲチは紙を読もうとしたが、子どもだから文字がわかりません。仕方なくポッケにそれを入れ、歩き出した。仲間はなかなか見つかりそうにない。こんなことでミートソースを探せるのだろうか。コンソメ夫人の温かい肌を思い出した。
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