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俺は俺のために俺を殺す

俺を殺す、ためにすべきことはうどんを断つこと。うどんさえ断てば俺は殺される。じわじわと殺される。決して一撃必殺ではないけれど、確実に俺の内部は破戒され、やがて囁くだろう、何者かが俺の耳元でそっと囁くのだろう。「オマエはもう死んでいる」決め台詞だ。俺は内部から盛り上がって破裂する。うどんを断つことを続けていればいつかこうなる。俺の中のうどんの部分がうどんを欲し、はじけ飛ぶのだ。どうして俺は俺を殺さなければならないのか。それは一言では言えないけれど、あえて言うならば失恋だ。というか完全に失恋が原因だ。そのために俺は俺を殺そうとしている。失恋の傷は深い。もう立ち直ることはできないだろう。だから俺は簡単な方法で殺すのだ。このまま生きながらえるわけにはいかぬ、恥を重ねるわけにはいかぬ。出会いなど星の数ほどあると言う。嘘だ。それは真っ赤な嘘であって、出会いは2、3だ。せいぜい2、3。それをものにできないものは死ぬべし。人生などなんの価値もない。さあ、うどんを断つぞうどんを断つぞ。とここにゆでたてのうどんがあります。湯気がもうもうとたっています。生卵もあります、わります。うどんに落とします。特製のしょうゆをたらします。酢もたらします。ふんわりとしょうゆの香りが漂ってきます。はしでぐるぐるとまぜます。黄身が割れてうどんにからまり、その熱でもって少しかたまります。俺はそれをおもいきりすすり、ほとんど噛まずに飲み込むのだ。うどん断ち、失敗。
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