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妹よ

あったりまえだ。悲しいに決まっている。俺を何だと思ってやがる。人じゃないと思っとるのか。俺は人だ、正真正銘人だ。鬼じゃねえ。妹が結婚して家を出ていくのに悲しくないわけがない。そりゃあ、めでたいよ。めでたいのはわかる。妹が幸せなのもわかる。いつかこうなるんだろうと想像もしていた。そうだ薄々気づいてたよ。近頃妹のやつ、妙に小綺麗な格好してさ、首輪なんかもつけてやがるんだから。俺はそんな軟派な格好してちゃ、悪い虫が寄ってくるよって小言並べたりしてさ。正式に付き合ってるんなら、堂々と家族に紹介した上で付き合いなさい。さっそく連れてきたよ、なんともまあ見事な瓜だ。ちょうどあぶらののった働き盛りなんだと。お前に不釣り合いじゃねえか、なんて心ここにあらずな頭で一応言ってやったが、妹のやつ、お兄様失礼じゃなくて、と頬膨らませやがる。今どきその所作は古くせえぞ。あるいは一周まわって愛くるしいじゃねえかこの野郎。正式に紹介された出前、こちらもやいやいいえねえし、言ったら妹に嫌われちゃうし。妹が幸せになりゃ
それでいいじゃねえか、と無理矢理自分を納得させてた、酒呑んでたよ。そのうち、瓜のやつが正装して家に来やがったんで、俺も胸が高鳴ってさ、いよいよ来るべき時が来たんだって何度も手のひらに人って書いて俺の部屋で待ってたんだ。お母さんが階段をのぼってくる。呼びに来たんだ。俺はおもわず襟をただしたね。なんか気持ちが引き締まるじゃない。「きよし、おまえを助けてくれる方がきてくれたから、ドアを開けておくれ」
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