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透明人間は透明電車に乗って、透明町まで

透明人間と言っても服を着ている。だから存在を認識できる。手袋を付けているし、帽子をかぶってマスク、サングラスをしているから透明の部分はほとんど気にならない。時々怪訝な顔をしている幼児がいるが、大人は他人の顔をじっくり見たりしないから騒ぎにならない。透明なんだから、服を着なければ簡単に電車に乗れるのに、と思われるかもしれない。こちらの透明人間はとびきりまじめなのだ。透明であるという武器を使って無賃乗車するなどという行為はできない。女風呂はのぞくことがあるが、それは性欲のせいだから、止めようがない。迷惑をかけていないんだから許してほしい。電車に乗ってどこにいくのか、透明人間にはわかっていない。とにかく電車に乗れ、という頭の中で叫ぶ声に従ったのだ。さて、どこに行くのか、透明人間は透明であることをそろそろやめたいと思っている。残念ながら自由にやめることはできない。自分の意志でやめることができたら、どんなにうれしいのに。それはいわば呪いだ。たくさんの努力をしなければやめることはできない。別にやめなくていいじゃん、と思うかもしれない。とんでもない、透明人間など便利でも何でもない。ただ面倒くさいだけだ。唯一、女風呂や素敵な女の子の排泄、性行為が覗けるだけ。その他いろいろ見させてもらってますが、いやそれは性欲のせいだから許してください。それ以外は不便だ。透明人間であるメリットを最大限に利用すれば、不便ではないのかもしれない。だかそれは前述した通り。これは呪いだ。呪いを解かねば透明人間であることをやめられない。さあ電車に乗る。それほど混んでいない車内で、態度のでかい学生がいる。ニューエイジな彼らの傍若無人ぶりは目に余る。年上であろう女性に執拗にからんでいる。体を密着し、卑猥な言葉を投げかけている。誰かが助けるべきではないかと、誰もが思っている。けれどもそれは自分ではないな。彼らは何をするかわからない不気味さがある。関係するのは避けたい。この場にヒーローが必要だ。ヒーローの出現を待っている。その間にも彼らは女性の尻や胸をつつきながら、次の駅で降りて連れ出そうとしている。透明人間は今夜は彼女の日常をのぞこうと決意する。
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