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魔法使いを信じるかい?

魔法使いのまつげは長い。その、まつげに綿毛をのせて、まばたきをすると綿毛は宙に浮かぶ。魔法使いは綿毛に息を吹きかけて、さらに高く飛ばして、太陽まで届けよ、祈ると綿毛は少し上昇する気がする。

やがて綿毛が下降、ゆっくりと下降する。太陽まで届かなかった綿毛は少し落ち込んでいて、自信をなくしている。綿の部分がやや湿っている、そうそもそも、魔法使いが泣いていたからだ。

「どうして泣いているの?」
「あたしが魔法使いだから」
「魔法使いなんて掃いて捨てるほどいるし」
「魔法使いには魔法使いのルールがあって」
「知ってる」
「ひとつ、魔法使い以外に魔法使いだということを悟られてはならない」
「ふたつ、魔法は生活に彩りを添える程度に」
「みっつ、弟子をひとりはとること」
「ルールがどうしたって?」
「弟子をとった」
「今時まじめ、ルールってさもう守ってる魔法使いいないと思う」
「あたし、古い魔法使いの人なの」
「了解、弟子を取ったわけね」
「弟子は12歳上のおじさんでね」
「やりにくくない?」
「弟子は弟子だから、その辺は割り切ってる」
「割り切れる?」
「あたし、割り切れる人」
「だったらいいけど」
「弟子があたしを抱こうとする」
「まじで?」
「まじで」
「いや破門やん」
「破門て?」
「弟子くび」
「そんなことできるの?」
「弟子制度なんて気持ちの問題やから」
「ただ」
「師匠を抱こうとするなんて阿呆でしょ、気にすることないわ」
「あたしとしては、抱かれたい」
「そうね、弟子の今後を考えると破門は少々・・・え、抱かれたい?」
「弟子のことがだんだん気になって魔法どころでなくなってる」
「いやいや、48のおじさんでしょ?」
「割り切れる人」

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