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屏風谷に虹を見に行く会

屏風谷は茨城県の山奥にあって、人里離れて半日ほどひたすら歩いたらつく。そこにかかる虹を見れば、なんかいいことがあるという言い伝えを祖母から幼い頃聞いたのが、俺である。

俺は京都に住んでいるから、茨城県のことは知らない。ましてや屏風谷のことなど、伝説みたいなものだと思っている。けれどもネット社会は恐ろしい、いやすばらしい。祖母のいうていた通りの言い伝えが実際にあるのだと、示していた。ゆっくり声に出して読み、俺は連絡を取ってみようと思った。何より暇だったから、屏風谷に行くのも悪くないと思った。屏風谷で虹を見たら、処女とセックスができるかもしれないな、とぼんやり考えた。

返事はすぐに来た。ものの10分ぐらいだっただろうか、代表、というその人は俺が祖母に聞いていたと言うところが興味深いね、と馴れ馴れしい口調のメールを送ってきた。別に嫌な感じじゃない。俺はぜひとも屏風谷に言ってみたいのだという旨を伝え、その日は寝た。

あれよあれよ。屏風谷に向かっている。新幹線はものすごいスピードで進んでいる。景色を見る暇もないので、お弁当を売るお姉さんの尻を凝視して珈琲をひとつもらおうかと低い声を出しておねえさんの尻を叩いた。お姉さんはきりっとにらんだ。すごく怖かったが、尻は柔らかかった。そんな目をしたら、尻が悲しむよ、と教えてあげたかったがそれを言うともっと怒りそうだったので黙って珈琲を飲んだ。苦かった。

代表は平凡な人だった。平凡と言ったって、この世に平凡なんて存在するのだろうか、ここに平凡はいた。代表と名乗るべき人ではなかった。いや仕方なく、仕方なくね、代表してるけどほんとはしたくないんだよ、と彼は言い訳をした。代表を名乗る以上その言い訳は通用しないと俺は思った。
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