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あじさい忌

雨が降る彼は雨が好きだから
この日は毎年必ず雨が降るんだってお父様が言っていました
つまり彼が連れてくるんだって

燃やすごうごうと線香を空に掲げる一点の灯り

消えてしまい煙も出なくなった線香を真っ暗闇の水溜りに捨てる
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[C303] Unknown

石原裕次郎さんの命日が、あじさい忌、と呼ばれていると聞きまして、かっこいいなあ、と思いまして書きましたので、彼って裕次郎さんなのです。

その日は毎年必ず雨が降るんですって。素敵ですね。

喪失感って、たいてい突然、襲ってきます。
苦しいものです。乗り越えなければと思いつつも、なくしてしまえば、それはそれで悲しいものですね。その気持ちを忘れてしまうと言うことですから。変な話、そういう気持ちを持っているだけの関係がある、というのはうらやましい気もします。

だから、優しさがあるんでしょうか。
三四郎さんの文章は。
  • 2007-12-22 23:38
  • なゆら
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[C304] 喪失の記憶

「彼」とは父親の友人でしょうか。
時を経てなお、大事な人を失くした癒せない喪失感を感じます。暗い空に翳す「一点の灯り」は彼への記憶を留めようとする努力にだぶります。

>消えてしまい煙も出なくなった線香を真っ暗闇の水溜りに捨てる

そうして来年も再来年も、線香を灯し、虚空に翳し、捨てるのでしょう。「記憶」が父の全てを満たす終のときまで。

私事で恐縮ですが、以前、一番親しかった友達が交通事故で亡くなりました。確か梅雨のころで、その喪失感は今も朧に続いています。私自身の感情と微妙に重複する部分があり、少し胸を突かれました。
  • 2007-12-22 21:33
  • 三四郎
  • URL
  • 編集

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